写真素材からの「卒業」――霊峰富士を巡るVR対応フライトアクション『Concept Model 1 -VR Review-』[デジゲー博2016][Project ICKX]

  • 11月4日:実際に飛べる範囲について追記。
  • 11月6日:トレイラームービーと日本列島VRの情報を追加。
  • 11月7日:富士山VR(日本列島VR)の機能について追記。

『Concept Model 1 -VR Review-』ポスター[デジゲー博2016][Project ICKX]

 11月13日に秋葉原UDXで開催される同人&インディーゲームオンリーイベント「デジゲー博2016。そこで同人ゲームサークル「Project ICKX(場所:A-13ab)」がVR対応フライトアクション・開発コード「CM1」を実機展示および頒布することを発表しているが(cf.前記事1前記事2)、これまでの告知で「VRは添え物です」「今回の隠し玉はぶっちゃけ戦闘とかどうでもよくなるやつ」と語っていた新刊における「本命」が2日に明らかにされた。

 

 デジゲー博2016の新刊は、霊峰富士を巡るVR対応フライトアクション『Concept Model 1 -VR Review-(頒布価格は500円)。「合資会社VoxcellDesign」との技術提携によって衛星写真等を用いない精密な描画を実現している。
※『CM1』のVRモードは、眼の健康への懸念から13歳未満のプレイは禁止となっています(cf.ICKX公式Twitter)。

 

Project ICKX公式Twitter”より

11/13(日)に開催される #デジゲー博 、そのProject ICKX新刊がこちら!
Concept Model 1 -VR Review-
初のVRかつ技術提携タイトルです!
@VoxelKei の開発した富士山ビューワーVRの技術を用いリアルな空を実現しました。
#CM1

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Project ICKX公式Twitter”より

富士山近傍360㎞四方が飛行空域に設定され、その中を自由に飛ぶ事ができます。
実写と見紛う世界ですが、これには衛星写真などの写真素材を一切使用していません。
元となった素材は日本国 国土地理院の基盤地図情報と基盤地図情報数値標高モデルです。
#デジゲー博 #CM1 #富士山VR

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Project ICKX公式Twitter”より

前述の国土地理院の素材を元に、技術提携先である合資会社VoxcellDesign(@VoxelKei)がテクスチャを自動生成、その後、独自に開発したVDterrainシェーダーで描画する事でフォトリアルな表現を実現しています。
#デジゲー博 #CM1 #富士山VR

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Project ICKX公式Twitter”より

技術委提携先である合資会社ボクセルデザイン(@VoxelKei)の詳細については次のURLを参照してください。
公式サイト http://www.voxcelldesign.co.jp/
富士山ビューワーVR http://www.voxcelldesign.co.jp/?tag=%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1vr #デジゲー博 #CM1 #富士山VR

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 スクショを見た時は何と言うか引き込まれましたねぇ。これぞ「体中に広がるパノラマ(歌:影山ヒロノブ)」!

 

 そして11月6日にはトレイラーが公開された。

 トレイラーには夕暮れ・日の出で時間経過と共に空が暗く・明るくなる様子が映されている。リアルタイムでこういう表現が出来るというのは、日の出については『エースコンバット5』の某ミッションをパワーアップさせたと言えるかもしれないけど(『5』のは既に空が明るくなってるので例に挙げるのは違う?)、日没表現はやってる作品を聞いたことがないので特に新鮮ですねぇ。

資材部の懲りない面々 公式Twitter”より

@FET_SHIZAIBU ドラスティックな経時変化があることに気が付いたのがおとといくらいで、PVに反映しようって話になったのが昨日の深夜で、四苦八苦したカットの半数が没ったのが未明、完パケ提出はリアル夜明け頃でした。 #ickx #cm1 まるでステラのまほう5話と一緒。

資材部の懲りない面々 公式Twitter”より

@FET_SHIZAIBU フライト系ので、経時変化再現機能自体はひょっとしたらあるのかもしれないけど、たぶん、こういう経時変化の妙を楽しむ目的の作りをしてるソフトは無二だと思う。この作りは、どっちかというとフライトゲーじゃなくて天文ソフトの領域なのよね。 #ickx #cm1

 

 『CM1』は富士山近傍360㎞四方の地形データを収録しているということで、関東のほぼ全域から西は名古屋まで飛ぶことが出来る。

【11月4日追記】
 開発チームによると、実際に西へ飛べるのは豊橋辺りまでとのこと。

Project ICKX公式Twitter”より

#デジゲー博 #CM1 http://www.ickx.jp/product/ickx/cm1_vr
大分SS取りやすくなった(6) 海ほたるとかまたくん

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Project ICKX公式Twitter”より

#デジゲー博 #CM1 http://www.ickx.jp/product/ickx/cm1_vr
大分SS取りやすくなった(7) 皇居近辺

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 地上の描画が写真素材を使わない、かつテクスチャも自動生成という新たな段階へ。数年前、NASAがパブリックドメインとして公開している衛星写真データを見つけてざわざわしたのも旧世代の話になるのか。

VoxelKeiさんのツイート”より

富士山と愛鷹山。だいたい同じ位置で比較してみました。左がwikipediaから借りた写真、右が数値情報のみで生成した地形。

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Project ICKX公式Twitter”より

VRとかでもよくあるけど輝度がどうしてもあがるので、もうちょっと汚れた感じを出せると写真と見分けがつかなくなる。 なんかプラモと似たような歴史をたどりつつあるような。

【11月7日追記】
 なお、富士山VRには地表の積雪をコントロールする機能が実装されており、季節感の表現をやりやすくしているとのこと。

VoxelKeiさんのツイート”より

基盤地図情報から作った地表テクスチャ。積雪コントロールを追加。こういう制御が衛星写真では出来ないところ。Substance Designer + Unity5 beta

「富士山VR」の積雪コントロール[Concept Model 1]

【11月6日追記】
 ちなみに、トレイラーが公開されたのと同じ日にVoxcellDesignさんが富士山VRを日本全国に拡大した「日本列島VR」を発表した。これで『CM1』で日本各地を飛ぶ下地が整ったワケですな。

 

 ただし、告知第1弾の時にもICKXの人がボソっと言っていたが、地上付近を飛行する際の描画はこれからとのこと。

DEKUさんのツイート”より

うおー凄い。つまりは、地面に接近してもテクスチャバリバリの感じにはならないのかな

Project ICKX公式Twitter”より

それはまた別のお話なので、地面に接近するとまぁ。ってなります。
(完全自動生成なので羽田空港とか田んぼになってる)
が!リアルな地形追随飛行が出来ます。こっちはガチ。
https://twitter.com/DEKU555/status/793653730209959936

 

 さて、スクショを見て引き込まれる感じがしたと言ったが、眺めている内に『BRIGADOON まりんとメラン(第1話が視聴可能)』のオープニングテーマが脳内で再生された。『まりメラ』のオープニングでは雲の中の映像が流れるのだけど、『CM1』は雲にも力が入っている。

粗品さんのツイート”より

そういえばICKXのひとがDX11の必要ななにかがあるって言ってたとき、これはGPUパーティクルの雲に突っ込めるんだなとか予想してたんですけど、このスクリーンショットなんかいい具合の高さに雲がありますね……

Project ICKX公式Twitter”より

なんかいい感じの雲の柱を緩旋回で回り込むとかできます。
https://twitter.com/soshinax/status/793689935022665729

Project ICKX公式Twitter”より

そんなにもくもくが好きかい?
#デジゲー博 #CM1

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Project ICKX公式Twitter”より

#デジゲー博 #CM1 http://www.ickx.jp/product/ickx/cm1_vr
大分SS取りやすくなった(1)

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 新たな段階に進むICKX作品でありますが、『CM1』を楽しむにはまずDirectX 11以降が必要になるのでご注意を。
 そして13日のデジゲー博当日はVRと大画面プロジェクターで新たなフライトアクションを体感しましょう!

【追記】

 今回はプロジェクターでなくモニターを2枚持ち込むとのこと。もっとも、モニター2枚をただ並べるというワケではなさそうだが……(cf.Project ICKX公式Twitter)。

Project ICKX公式Twitter”より

さて、地形がお国のお墨付きでリアルな訳です。
・・思う存分「ホンモノ」の谷マニアをやれると思わないかい?

Project ICKX公式Twitter”より

そして弊サークルには既にリアル空力寄りの推力偏向もある。
皆で箱根の峠を攻めよう。ジェットでD。

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