PC用ドラマチックフライトシューティング『EFFY one of unreasonable “if”』のNVIDIA「3D Vision」対応版――『EFFY Ver1.2』がリリースされ、4月24日からは秋葉原の同人ショップ7店舗で3D Visionを体験できる試遊台が設置された。
試遊台設置初日に同人ショップ各店の様子を取材してきたので(と言っても、エフィ開発チームの中の人の後ろを付いていっただけだけど(汗))、前記事「NVIDIA 3D Visionに対応した『EFFY Ver1.2』体験即売会@ホワキャン秋葉原店レポート」に続く形で、本エントリでは同人ショップ各店での展開の様子を紹介する。
駆け足気味だった、試遊台の複数店舗同時展開
……と、その前に全体的な話を少し。
今回の試遊台の複数店舗同時展開はいささか駆け足気味だったそうで、店舗によっては販促POPの展開がまだだったり、試遊台のセッティングが不十分で電源がスタンバイ状態になっていたという所もあった。なお、取材回りをした際に開発チームの中の人が試遊台のセッティングを確認したので、現在はそれぞれの試遊台が正常に稼動しているはず。
またお店の人によると、これから販促POPを充実させたり一部手直しを加えたりするそうなので、今度店舗に行った際は展開の様子が変わっているかもしれない。
蛍光灯と3D Vision
開発チームの中の人と店員さんの営業トークで出てきた話で、お店によっては3D Visionの映像がチラつく場合があるそうな。これは蛍光灯(の安定器?)やLED照明の調光機能が3D Visionに干渉するせいで起きる現象であり、いまだ一般家庭や商店の多くに存在していると思われるスタータ式やラピッドスタート式の蛍光灯の下で3D Visionを使うとちらついてしまうのだとか。
この問題は照明器具本体を最新の物に取り替えれば解決するのだが、それをやるにはビルの管理者の同意が必要っぽいワケで……。電気街なのに製品の魅力を万全の状態で伝えられないというのは何だかモヤモヤするな。
秋葉原における『EFFY Ver1.2』展開レポート
メッセサンオー同人ソフト館
メロンブックスと共にエフィ発売当初から積極的にプッシュしているメッセサンオー。熱烈プッシュは相変わらずで、今回はなんと試遊台が個別ブースみたいな形でフロア中央に置かれてる!
仕切りでスッポリ覆うことで、店舗の照明が3D Visionに干渉してしまうのを抑えようとしている。仕切りの効果はそれだけでなく、メガネを掛けた状態で驚いたりニヤニヤしても「もう何も怖くない」?
試遊台は写真のように上段中段下段と分けられる。
中段――モニターの台座には、CK印の「ICKX兵工技研仕様Raiders」のペーパークラフトを展示(cf.ペーパークラフトの作者CKさんのブログ)。
試遊台の側面も宣伝スペースとして無駄なく活用。昨年10月の『EFFY』リリース時に店頭デモ用ディスプレイの下に掛けられていた大判ポスターが、今回に合わせてバージョンアップされた形で使われている。
コミックZIN秋葉原店
お店入口の看板に貼られていたポスター。「EFFYが再び襲来(かえ)ってきた!」
チュートリアルパッケージ「ひよこの飛び方入門」(ポスター右下のSS)もあるからご新規さんも大丈夫。
コミックZINは3階の同人ゲームコーナーのそばに試遊台を設置。
試遊台から左後方に視線を移すと同人ゲームコーナーの棚。ここでは『EFFY』のトレイラームービーが再生されている横でY1ペーパークラフトが飾られていた。
あきばお~4号店
お店によっては初期版の在庫が残っているので、このような注意書きも。ちなみに、初期版とVer1.2とではパッケージに微妙な違いがあったりする。
あきばお~の試遊台は、同人ソフトの陳列棚と一体化する形で設置。スペースをやりくりする為だろうが、試遊台を独立した箱物でなくこのような形にするのは珍しいとのこと。
余談で、試遊台を陳列棚に設置する際に担当の方(身長175cm)が高さを合わせたところ、他の店員さんから「それじゃ高くて見えにくいだろ(゚Д゚)ゴルァ!!」と意見が出て調整し直したそうな。ここは【国際標準である1hyde(ハイド)】に合わせるべきだったか?
D-STAGE
D-STAGEの展開を眺めてると、店員さんがジェネレーションギャップを嘆いているようなPOPが(写真3枚目)。
そういえば、体験会で『EFFY』を買ってくれた人の中に「こういうゲームは(初期の頃の)アフターバーナーから遊んでいるんだよね」と話してた人がいたなぁ。
とらのあな秋葉原店B
とらのあな秋葉原店Bは、Ver1.2の発売に伴い新たに用意されたスペースへお引越し。しかし3D Vision本体の調整がまだということで、初日は通常の2D表示で試遊台を展開。
担当の方によると、販促POP等の飾り付けをした後の試遊台の様子を後日とらのあなWebサイトにうpしていただけるとのこと。また、Y1とらのあなカラー機が用意されるとか。
メロンブックス秋葉原店
メロンブックスは、スペースの関係からか試遊台は置かずに3D Visionのデモを流すのみに。
装飾無しの展示は却って新鮮に見える。余談で、メロンブックスに関してはデモ用機材の搬入が当日の朝だったそうな。
初期版と同じくVer1.2もデモ用モニター下の特等席で販売。後日またお店を覗いたところ、Y1メロンブックスカラー機がパッケージの脇で回っていますた。
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