『Trail of Wings』の最新開発版も試遊出来る、Project ICKX in 東京ゲームショウ2014レポート

VERTICAL STRIKETrail of Wings間違った社員教育

 2014年9月20日・20日の東京ゲームショウ2014一般公開日に、同人ゲームサークル「Project ICKX」がインディーゲームコーナーに出展するということで、ちょっち私もTGSおよびICKXのスペースに出没してみた。

Project ICKX in 東京ゲームショウ2014

Project ICKXスペース全景[東京ゲームショウ2014]

 これが東京ゲームショウ2014での展示スペースの全景。スペースの横幅がノートパソコンを2台ギリギリでおける程度なので、空間を縦に最大限使っての展示。

『間違った社員教育』作者さんのレポート】に、どのようにしてブースのレイアウトが組まれたかの経緯が書かれている。
Project ICKXスペース・上段[東京ゲームショウ2014]
Project ICKXスペース・中段[東京ゲームショウ2014]

 今回は地図の(株)ゼンリンが公開したUnity向け3D都市モデルデータ「Japanese Otaku City(秋葉原の街データ)」で空を飛べるようにした『Japanese Otaku City R/C Flight』がメインを張っています。

 スペースの両サイドにはCK/旧七式敢行さん制作のペーパークラフト――右「SAF-22 Slayer(VERTICAL STRIKE)」、左「FS-04 Reiher(北海の魔女)」を設置。両機ともLEDによる翼端灯が点灯している。FS-04の方はエンジンノズルにもLEDが付いていて、夜空にバーナー炎で軌道が描かれているように見えますな。

Project ICKXスペース・下段1[東京ゲームショウ2014]
Project ICKXスペース・下段2[東京ゲームショウ2014]

 台の上に試遊機用のノーパソを2台設置。左は『Japanese Otaku City R/C Flight』、右は『Trail of Wings』(私が来る前は『間違った社員教育』だったっぽい)。ノーパソの後ろにはモニター(タブレット?)を2つ壁に掛けてPVを流していた。……と思いきや、右のモニターに注目するとお分かりになる通り、これも『間違った社員教育』の試遊台だったりする(私が来た時にセットアップ作業をしていた)。また、2014年夏コミ(コミックマーケット86)の時はICKXの中の人がノーパソを手に持ってPVを再生していたのだけど、今回はタブレットを首に下げて必要に応じてPVを来場者に見せたりする。そういうわけで、一般公開日1日目の後半は試遊台3つにPV再生モニター1つという体制で展示を行った。

 余談で、ICKXブースに来た人に遊び方を説明する都合で有名タイトルのプレイ経験があるかを尋ねると、ちょっとした傾向が見えたそうな。

 あと会場では『Japanese Otaku City R/C Flight』『VERTICAL STRIKE』『間違った社員教育』『Trail of Wings』それぞれの開発者のインタビューを掲載したA4ペーパーが無償頒布された。

インタビュー付きのA4ペーパー 1[東京ゲームショウ2014]
インタビュー付きのA4ペーパー 2[東京ゲームショウ2014]

『Trail of Wings』最新開発版

 さて、ICKXブースでは元々『Japanese Otaku City R/C Flight』等の試遊が行われていたのだけど、午後になって急遽実在機を扱う『Trail of Wings』の最新開発版の試遊が行われる事になったそうな。ICKXの中の人が最新バージョンを見て「ここまで出来ているなら披露しようぜ」という事で公開することになったのだとか。
 で、最新開発版で何が見えたかと言うと「こいつ……動くぞ!」。ToWに対し「猫を出すんだったら動くようにしようぜ!」といった要望が出ていたそうだけど、その要望出していた人には朗報。
 また、登場する機体に関しては、○○番長を扱いたい人は期待しても良いかもしれない。まぁなんつーか、据え置き機のエースコンバットでは○○番長が使えない作品が(2014年9月21日現在で)3作続いているじゃないですか。しかも最近の2作品は敵機として出ているのにプレイヤー機としては使えないという。そんなワケで、刺激に飢えている人がいるのではないかなぁ……というのを作者さんに振ってみる(もう用意しているかもしれないけど)。
 なお、ToWをリリースするにはまだ時間が必要とのこと。ゲームの大枠は出来上がっているものの、不具合を潰すための作業の量が膨大なんだとか。

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