紙飛行機からロケット・人工衛星まで、メカミリに航空ショー、アニメ・SFに出てくる“とびもの”といった航空宇宙系モノが集まる展示発表・同人即売イベント「東京とびもの学会」。
来たる3月13日(日)に開催される2016年の学会に、同人ゲームサークル【Project ICKX(配置:A5・A6)】と、ICKXの販促用ペーパークラフトでお馴染みの【CK/旧七式敢行さん(配置:A4)】が出展する。Project ICKXはPC用フライトシューティング『VERTICAL STRIKE』を、CKさんは2011年から2013年のとびもの学会にかけてリリースした空戦戦記小説『北海の魔女』の総集編上巻『北海の魔女 Prequel』を頒布する予定。
VERTICAL STRIKE ENDLESS EDITION REV.C88[Project ICKX]
Project ICKXが出展するのは、2015年夏コミから引き続いて『VERTICAL STRIKE ENDLESS EDITION REV.C88』。
『VERTICAL STRIKE』は、ICKXが現在開発を進めているUnityによる新ゲームエンジン――3Dフライトシューティングフレームワーク「alternator(オルタネータ)」(ざっくり言うと「次世代エースコンバットツクール」)のテストベッドとして制作されている作品である。
alternatorは「作品を作れない人を作らない」事を目標にした3Dフライトシューティングフレームワークで、フライトシューティングのアイデアが思い浮かべば手軽にそれを形に出来る事を目指している。また、機体モデルを用意すれば、自分が考えたイカす機体や、防衛省の先進技術実証機X-2(心神)といった新たな航空機をいち早くゲームの中で飛ばす事も可能である。
北海の魔女 Prequel[CK/旧七式敢行]
ICKXの販促用ペーパークラフトや羽根っ娘、近頃はオービスでもお馴染みのCK/旧七式敢行さんは、「37ミリ砲で赤軍戦車を吹っ飛ばす(※とびもの学会出展者一覧より)」空戦戦記小説『北海の魔女 Prequel』を出展。頒布価格は1,000円。
『北海の魔女』は、世界大戦が違った結末を迎え、2010年代になっても冷戦が続く世界が舞台となる戦記小説。北大西洋~北極海のルートを海上封鎖するべく艦艇を無慈悲に沈めることから「魔女」の異名を持つ女性パイロットが、やがて熱い戦争に身を投じる事になる物語。とびもの学会2011から2013年の学会にかけて全4巻が発表された。
今回の学会で出展する『北海の魔女 Prequel』は1巻と2巻を加筆修正した物で、2015年冬コミ(C89)で初リリースされている。
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