エスコン世界と現実世界の融合? 『ACE COMBAT INFINITY』がPS3でリリース

エースコンバット インフィニティ
  • 2014年2月12日:日本版トレイラーが見れなくなったので、海外版に差し替え。
『エースコンバット インフィニティ』ロゴ

 7月12日に公開されたPROJECT ACES新作のティザーサイト。サイト公開から1週間経った7月19日夕方にタイトルが正式発表された。新作タイトルは『マッピー フライングエース(※元ネタ)』……ではなく、海外サイトで報じられた商標の通り『ACE COMBAT INFINITY(エースコンバット インフィニティ)』機種はPS3で発売。なお、ティザームービーの最後に「For PlayStation3 system」って書いてあるのは?(サイトオープン直後はPS VITAの文字もあった気がするけど、私の記憶違い?)

ACECOMBAT INFINITY エースコンバット インフィニティ|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト
ACECOMBAT INFINITY for PlayStation(R)3 System 公式サイト

ティザームービー第1弾解析

冒頭

 「That day our sky fe||, the heavens split to create new skies.」と共に星が夜空を落ちていく映像が映る。この星が落下する様子は『エースコンバット04』冒頭を彷彿させる
 冒頭部分では『マッピー』の鼻歌が流れるが、これは『マッピー(アーケード版)』が今年で生誕30周年を迎えるからだと思われる。

14秒

 【PROJECT ACESロゴ画像】が現れる。今作はロゴの下に英文が表示されていないが、そこには「That day our sky fe||, the heavens split to create new skies.」が来るのだろうか?

23秒

 現実世界の地球・北米大陸はカナダのケベック州辺り(モントリオールの北)に小惑星が落下する様子がレーダー図で表示される。
 また、落下地点付近から赤い線が空(小惑星?)に向かって伸びるが、これは小惑星を迎撃しようとしているのか?

27秒

 どこかの都市(湾岸地域?)の上空をASF-X震電II(『アサルト・ホライゾン』で登場した、河森正治監督がデザインした架空機)の編隊が飛んでいる。

28秒(1)

 『エースコンバット04』のストーンヘンジを連想させる図面が映る。ACAH特典のシリーズ設定資料集に掲載されているストーンヘンジの図面と見比べてみたけど似ている。

28秒(2)

 再びレーダー図に戻り、北米地域に小惑星が落着する瞬間が映る。

28秒(3)

 地球(アフリカ大陸が大きく映っている)をバックに「1869年」「1932年」「1979年」「2009年」「2019年」と5つの年が表示される。

29秒(1)

 ミサイル発射口のような物が映るが、こいつは『エースコンバット6』に出てきたアイガイオンのニンバス発射口と似ているような?

29秒(2)

 再び震電Ⅱの編隊。この震電Ⅱの機体上面の中央には白線が一本引かれている。また、画面右上の機体の尾翼には何やらマークが描かれている。
 なお、「ここで出てくる震電Ⅱが7月18日にティザーサイトで出てきた『リッジバックス』ではないか?」という意見がある。

29秒(3)

 ナムコキャラ(マッピー?)が描かれているヘッドホンが映る。後ろでは何かがグルグル回っているような?

29秒(4)

 三度レーダー図。小惑星の破片(?)がアメリカのミシシッピ州辺り、カナダ東端地域、大西洋に落下する様子が映る。

29秒(5)

 今度は地図に変わり、黒海の北東、ウクライナとカザフスタンに挟まれた「IYULI」という地域に人(難民?)が集まっているのが表示されている。

30秒

 「SORTIE ORDER」のアラートが映る。その直後、『エースコンバット6』の架空機・CFA-44ノスフェラトゥのプロトタイプカラーが画面奥から手前に向かって飛んで来る。

30秒(1)

 4度目のレーダー図。更に南米の大西洋沿岸や東欧のルーマニア辺り、そして先程の「IYULI」周辺にも小惑星が落下した模様。

30秒(2)

 小惑星落下によるクレーターの映像が映される。場所は湾岸都市っぽい。
 コメント欄で頂いた情報によると、ムービーのクレーターの場所は

  • 城南島・京浜島のような島
  • 浜離宮恩賜庭園(近くのビルが目印)

――が映っている事から羽田空港周辺の可能性があるとのこと。そういえば、7月19日のTwitterで「クレーターの場所はバンナム本社(東京都品川区東品川四丁目5番15号)じゃないか?」という説を見掛けた覚えが……。

31秒

 女性の不気味な「フフッ」という笑い声の後、『エースコンバット インフィニティ』のタイトルが表示される。タイトルの後ろには黒いメビウスの輪が。

36秒

 都市中心部にできたクレーター上空を飛ぶPAK-FAの姿が。

舞台は現実世界? でもストーンヘンジとアイガイオンの存在は何を意味する?

 ざっくり見た限りではこんな感じ。『アサルト・ホライゾン』に続き『インフィニティ』も現実世界が舞台であるように思われる。だが、ストーンヘンジと思われる図面、更にアイガイオンっぽい機体が出てくるなど、なぜ現実世界にエスコン世界の要素が“やたら”出てくるのかが気になる。そこで、
「エースコンバットの世界と現実世界がユリシーズ落下の影響で次元融合したって話じゃなイカ?」
――というブッ飛んだ予想を私は立ててみるw なお、この予想を発表したところ「なにそのFF5(ファイナルファンタジー5)w」とか「それなんて無双OROCHI」というツッコミを頂きますた。

 または、記事のコメントで頂いた話で「小説『イカロス・イン・ザ・スカイ』の世界ではないか?」という説も。「ナガセ達が震電Ⅱに乗る」「敵としてノスフェラトゥが登場」「ノスフェラトゥを運用する空中母艦が出てきた」が根拠。

コメント

  1. ミナト より:

    河野Pのツイートを見てサイトを拝見しました。
    PVで気付いたところに報告ですが、27秒のところは浜離宮庭園(後ろのビルを見ていただくとわかると思います)が映っており、31秒のクレーターのシーンでは城南島・京浜島のような島が映っておりますので、羽田空港周辺の可能性があります。
    29秒のアイガイオンみたいなものも、左端を見ているとバーナー炎のように見えなくもないので、何かしら空飛ぶ物体なのかもしれませんね…?

    余談ですが、1869年の年表を眺めていたのですが、第18代アメリカ合衆国大統領ユリシーズ・グラントの就任とあったので、「ユリシーズ…?」となりましたw
    他の年代はピンとくるワードが見つかりませんでしたが…w

    • Kyozaburo より:

      >>ミナトさん
      クレーターの場所を推理したツイートを見逃してしまっていたので、情報提供ありがたいです。

      年表については、どの出来事が関係してそうか絞り切れていません(汗)。
      「空が岐れた」というキーワードから「国・民族が分裂した出来事」、また背景の地球がアフリカ大陸をクローズアップしている事から「アフリカに絡んだ出来事」ではないかという説があるようですが……。

  2. ミナト より:

    なるほど、年代にはそういう解釈が…!
    最初はエースコンバットシリーズの設定を現実世界でやり直す、シリーズリメイクみたいな感じなのかな?と思っていましたが、
    河野Pにいただいたリプ「現実が表。架空が裏。捻じれれば繋がり、表は裏に、裏は表に。」
    を見て、次元融合という推察も説得力あるように思えてきました。

    今後の考察も楽しみにしております!