- 12月7日:更新。
サンフランシスコで開催されている「PlayStation Experience 2015」にて、エースコンバットシリーズのナンバリングタイトル新作『エースコンバット7』が発表された。
シリーズも数を重ねたので、もうナンバリングするのは止めたのかなと思っていたのだけど、まだ続くのですな。
Welcome back to the Strangereal! [kanno]
— エースコンバット公式 (@PROJECT_ACES) December 5, 2015
『7』の噂は11月の下旬頃に流れ始め、河野プロデューサーも個人アカウントで何か動きがあるっぽい素振りを見せていたが、これといった決め手は見えず、PlayStation Experienceで発表と相成った。
胆力が試されているといいますか、ギリギリと歯軋りして、それでもポジティブに、むしろ、この勝負に勝つ闘争心を燃えたぎらせながらも、でも、やはり何事にも動じない泰然とした、説得力を持って、とぐるぐると考えながら歯医者に行き、ただいま凹んでテレビを見てる。そっとしておいてください。
— Kazutoki Kono : 河野一聡 (@kazutoki) November 27, 2015
うーん、今日の呑み会に参加したかった。現場から電話もらったけど楽そうで羨ましい。でも、風邪の前兆がきまくりなので、パブロン飲んで寝ます。おやすみなさい。
— Kazutoki Kono : 河野一聡 (@kazutoki) December 2, 2015
実はサンフランシスコに来ております!笑。
— Kazutoki Kono : 河野一聡 (@kazutoki) December 5, 2015
皆様ありがとうございます!皆様のご支持、ご声援があってこそ、このACE COMBAT 7の発表が叶いました。日本の皆様は、朝方までお疲れ様でした。ごゆっくりお休みください。感謝です。
— Kazutoki Kono : 河野一聡 (@kazutoki) December 5, 2015
1stトレイラー「Get Ready for Take Off」ざっくり解析
トレイラーの最後の通り、『7』は「Unreal Engine」で制作されるそうだが、これに加え「trueSKY」というプラグインを使って空の表現を強化しているという(cf.AUTOMATON – 『エースコンバット7』、美しい空を表現するために『DRIVECLUB』『ARK』『DayZ』などで用いられているtrueSKYテクノロジーを採用)
。
河野Pによると、1stトレイラーは実機・リアルタイムレンダリングによる映像とのこと。また、FPSもPS2時代以来の60FPSとなっている(PC版『アサルト・ホライゾン』は60FPSだった)。
“河野プロデューサーのツイート”より
エースコンバット7は、本編はもちろんのこと、VRも頑張ります。VR専用製品ではないです。混乱されている方もいらっしゃるようで。苦笑。あと、あの映像は実機のリアルタイム映像です。プリレンダームービーではありません。こちらも混乱されているかと。苦笑。
で、トレイラーを見た感想だけど、映像が更に綺麗になったが、質感も変わったような気がし、更に60FPSになった事でちょっと戸惑いを覚えた(これは慣れの問題だと思われ)。ドッグファイトは60FPSになった事で動きが滑らか、何と言うか「ふわふわ感」を強く感じた。
次に、『エースコンバット インフィニティ』でもやったトレイラーのざっくり解析してみる。
冒頭
雲が眼下を流れる場所から、スカイダイビングの装備をまとった人(女性)が飛び出そうとしている。緊張か恐れからか、息が荒い。
10秒
「Razgriz “ACE Combat 5 Main Theme”」のイントロ。
14秒
女性が立っているのは、海上に建てられた超高層建築物の屋外。
18秒
建築物の遠景。軌道エレベーターのような物に見えるが、無線では灯台と言っている。
24秒
建築物の近くでフランカーとF-22Aのドッグファイト。F-22Aは主翼の下に何かをぶら下げている。
33秒
F-22Aの左主翼にエンブレム(※オーシアの国籍マークに見えるという意見あり)。
37秒
女性のアップ。スーツの腕にはエンブレムが見える。また、超巨大プロペラ機が姿を現す。
40秒
F-22Aのコックピット視点。ロックオンして特殊兵装を発射しようとする。
42秒
フランカーはコブラでオーバーシュートを誘おうとする。しかしF-22Aのミサイルが一枚上手で、フランカーは撃墜される。(※ここでフランカーの主翼裏面のエンブレムが見えるが、エルジアの国籍マークに見えるという意見あり)
47秒
直後に新手が出現。正面からミサイルを撃たれるも回避。
52秒
再びF-22Aのコックピット視点。雲の中に入って何も見えない。
56秒
雲を抜けると、目の前に超巨大航空機がいる。
1分01秒
女性が「あれは!?」という感じに身を乗り出す。
1分02秒
超巨大航空機の翼の下から無人機らしき物体が次々投下される(1セット20機で、4セットあるので総数は80機)。
1分04秒
無人機は投下されると翼を展開して動き出す。
1分13秒
大規模空戦が始まった中、女性は足場から飛び出す。
1分14秒
F-22Aが無人機を攻撃するべく、外付けの兵装を使用。
1分17秒
女性が降下を開始。その真上を無人機が掠める。女性は風圧・衝撃で煽られたか?
1分21秒
F-22Aの外付け兵装はミサイルポッドらしい。片側4発×2の合計8発のミサイルが無人機に向かって飛んで行く。
1分24秒
ミサイルが飛んでいった先に女性の物と思しきヘルメットが。
1分26秒
『ACE COMBAT 7』ロゴ。
記事の結びに、トレイラーを見て浮かんだ疑問を書き出してみる。
- 舞台は従来のエースコンバット世界に戻るのか?(オーシアとエルジアと思しきエンブレムが映っている)
- 軌道エレベーターがあるということは、時代は結構先か?
- エースコンバット世界だとすると、時代は『3』より先なのか?(『3』の時代にもユージア大陸じゃないどこかに軌道エレベーターが建造されていたという話もあり得る)
- 『3』の時代まで先の話だとすると、エルジアと思しき国籍マークが意味するところは?(オーシアはまだ存続している可能性があるとして、ユージア大陸は国家という概念が無実化している)
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