軌道エレベーターに現れし影 「Gamescom2018 Dark Blueトレイラー」が公開[エースコンバット7]

エースコンバット7
療養により浦島太郎状態になっていたため、数ヶ月遅れで情報を追いかけています。
軌道エレベーターに現れし影 「Gamescom2018 Dark Blueトレイラー」が公開[エースコンバット7]

 「Gamescom 2018」にて発売日が2019年1月17日(PS4版とXbox One版。PC(Steam)版は2月1日)と発表された、11年2ヶ月半ぶりのナンバリングタイトル新作エースコンバット7 スカイズ・アンノウン
 Gamescomでは新トレイラー「Gamescom2018 Dark Blueトレイラー」も公開され、トレイラーにはこれまでに抱いた疑問の答えに近づく情報と、敵対すると思われる新たな存在の姿があった。

「Gamescom2018 Dark Blueトレイラー」ざっくり解析

10秒

 「E3 2017トレイラー」で出てきた、タンクトップの女性の「空が何色かっての あんたには大事なことかい?」の台詞。その台詞の続きが出てきて、女性はダークブルーの空を心に抱いているという。
 女性の語りと共に、砂地を離陸するF-104 スターファイター、雲から出て陽の光を浴びるコックピット、小惑星ユリシーズの破片が落下して出来たと思われる三日月島の兄弟、沿岸都市の上空、そして海と雲の映像が流れる。

27秒

 エルジアの宣戦布告のニュースと共に、チョピンブルグ地方で無人機MQ-101と交戦している様子、F-104が機銃を喰らう様子が流れる。

33秒

 爪痕の3本線(トリガー)のF-15が夜空の中で空中給油を受けている。次に3本線のF-35が空母の甲板で牽引される様子が流れる。そして空母の全景が映って、F-35が発艦する。
 空母の甲板にはいくつかの機体が駐機しているが、これらの機体には爪痕は描かれていない。

42秒

 例の雷雲に覆われた岩山だと思われる。自機の前方をいくつかの機体が横切っていく。次にミハイ(老兵)のSu-30SMが現れ、「Gamescom 2017トレイラー」と同様に岩山の中でのドッグファイトに移行する。ただ、Gamescom 2017と異なり今回Su-30SMと戦っているのは「2本線のMiG-29」である。
 「ボギーが後方より急速接近!」は「E3 2018トレイラー」で出てきた無人機の群れを指しているのか、ミハイを指しているのか?
 あと「看守ども――」の台詞。この岩山でのミッションの主目的は何なのだろう? 懲罰部隊の司令部は無人機やミハイが来る事を予見していたってことだよな。

57秒

 「PlayStation Experience 2016トレイラー」で出てきた、男性とタンクトップの女性が格納庫かどっかで会話をしているシーン。二人の話から、PSX2016トレイラーにあった「雲の渦の真ん中で味方を撤退させようとしてる編隊がいた話」が岩山の戦いに繋がるのだと思われ。ただ、男性の「俺もまさか自分があんな中に突っ込んでいくことになるとは思ってなかった」の言葉から、雲の渦の真ん中の話=岩山の戦いなのか、話と同じ事が岩山の戦いで起こったのか、判断に迷う。
 あと、ここで二人が言う大馬鹿野郎とは、あの状況でSu-30SMの相手をしたトリガーを指すのか?

1分11秒

 3本線のGripenがSu-30SMと交戦する。この戦いの最中の無線か、「ソル1 状況を」という台詞。
 ソル(Sol)はローマ神話の太陽の神、または擬人化された太陽を意味し、ミハイのSu-30SMにはタロットカードの太陽をモチーフにしたと思しきエンブレムが描かれているので、「ソル1」がミハイのコールサイン(TACネームも兼ねる?)であると思われ。

1分18秒

 「尾翼のマークを確認!」の台詞から、この後に続くセリフは「この国(エルジア)を汚すな」「お前ら(トリガー、オーシア軍)がいる限り この大陸(ユージア)に平和は無い」となるか。

1分20秒

 水滴が付いたキャノピー越しに見える機体は何なのだろう?(「PSX2016トレイラー」に同じシーンがあった)
 この後、ミハイが参加しているプロジェクトを視察しに来たと思われるローザ王女、夕日を背にはためくオーシアの国旗、同じく夕日を背に飛ぶ航空機、実験用のフライトスーツを来ているミハイの背中、そしてエルジアの国旗が映る。

1分24秒

 ミハイが問う、「だが 国とはなんだ」。
 この時ミハイがいる部屋にある物なのか、文字盤の下半分が掠れている振り子時計が映る。

1分26秒

 発砲した瞬間の拳銃の銃口。青のビニールで包まれたストレージを銃で撃って破壊したようだ。

1分27秒

 「Gamescom 2017トレイラー」にも出てきた「わたしには帰るべき国すらない」の台詞と共に、ミハイを世話する女性スタッフの年上の方の顔が映る。その表情は思い詰めているように見えるが…。

1分28秒

攻撃される人工衛星[エースコンバット7]

人工衛星へ伸びる矢印に「ASAT」の文字。

 ユージア大陸上空の人工衛星が壊れていく。ここで人工衛星へ向かって伸びる矢印に注目すると、「ASAT(対衛星攻撃兵器)」の文字が。これは人工衛星を狙った攻撃である。
 「E3 2017トレイラー」で人工衛星のネットワークが壊れていくようなシーンがあったが、あのシーンは何かが弾けてそれに人工衛星が巻き込まれていくように見えた。だが、あれもASATによる攻撃なのだろうか?

1分29秒

 薄暗い海岸で女性がへたり込んで涙を流している。「PSX2016トレイラー(ロングバージョン)」のと同一のシーンだと思われるが、この後の映像と合わせると、へたり込んでいる女性はやっぱりローザ王女っぽい?

1分31秒

 ローザ王女がインテリ眼鏡マンと話をしている。海岸でへたり込んだ後なのか、王女は貸してもらった上着を羽織っている。
 ここで「あなたなら どちらを選ぶかしら?」の問いが。問い掛けられているのはインテリ眼鏡マン? そして「どちらを選ぶ?」を指すものとしてか「ハーリングの鏡」というキーワードが出てくるが、「鏡」は『7』のテーマに挙げられている。

ファミ通.com ? 『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』最新バージョンを体験! そして河野Pにあれこれ聞いてみた【E3 2017】”より

河野 本作のストーリーは、エルジアとオーシアの主張、そしてこの対比もテーマのひとつになっているわけですね。同じ戦いでも、見る側の視点が変わると解釈も変化しますよね。各国のメッセージをそれぞれ聞いて、今回のストーリーをどう感じてもらえるのか楽しみです。それらの主張の中で真実を「鏡」として自分の姿を見る。じつは対比はこれまでにもあったテーマで、今回の本質は「鏡」というテーマです。

 「ハーリングの鏡」とは一体何か? エスコンでハーリングと言ったら、まずオーシアの大統領が出てくるわけだが…。

1分33秒

 軌道エレベーターの建設を記念して制作されたと思しき絵画の前で、ぬいぐるみを持った女の子が座っている。確かミハイを世話している女性スタッフの年下の方もぬいぐるみを持っていたような?

エルジアの重要人物にカーテシーで挨拶[エースコンバット7]

※E3 2017トレイラーより。

1分35秒

 軌道エレベーターの空域で、オーシアのF-14の編隊がMQ-101に攻撃を仕掛ける。そしてMQ-101に混じってオスプレイが被弾するのだが、このオスプレイは「オーシア軍機 攻撃をやめろ!」の無線と関連があるのだろか?
 ところで、このF-14の編隊はミッション3に出てきたガーゴイル隊? で、ガーゴイル3のTACネームが「バベル」みたいだが、これは軌道エレベーターと関連付けしたネーミングなのか?

1分40秒

 ノートパソコンの画面に「Satellite Network OFFLINE」の文字。1分28秒での人工衛星に対する攻撃の結果か?
 次にインテリ眼鏡マンが格納庫の入り口から空を見上げている所が映るが、空では光が尾を引きながら翔けている。「PSX2016トレイラー」で出てきたこのシーン、空を翔ける光の正体は破壊された人工衛星?
 そしてインテリ眼鏡マンの手には、1分26秒で破壊されたのと同じストレージと思しき物が。

1分42秒

 雲海の上で、オーシアの部隊が敵の編隊を迎え撃とうとしている。これは「PSX2016トレイラー」に出てきたのと同じシーンだと思われるが、今回の映像ではそれぞれの機体のキャノピーの横にピンクの線が入っている。何か意味があるのだろか?

1分44秒

 武装した一団がどこかへ向かっている。この直前に映った軌道エレベーター近辺の地図と関係がある?

打ち捨てられたスペースシャトル[エースコンバット7]

 彼らが辿り着いたのは、資材のような物やクレーンが置かれた場所。最初に見た時は港かなと思ったが、妙に薄暗くて荒れた感がある。
 映像をよく見ると、積み重ねられた資材っぽい何かの左にあるのは航空機らしく、ここでスクラップヤードという単語が浮かんだ。更に航空機らしき物体を観察すると、これはもしやスペースシャトルか? スペースシャトルならば、シャトルらしき物体の左にある塔のような物はシャトルの発射台で、この場所は発射基地またはその跡地ということになる。

謎の黒髪(?)の女性[エースコンバット7]

 あと、ここでわざわざ顔をアップで映した黒髪(?)の女性は誰なんだ? 少なくともタンクトップの女性とは別人のようだが。

1分47秒

 8AAM(ミサイルポッド)を装備した3本線のF-22Aが軌道エレベーターの空域で戦っている。
 ちなみに、ここの歌声と背景の青色が胸に響いちゃったりする。

1分53秒その1

電源車が接続されるストーンヘンジ

何台もの電源車がストーンヘンジに接続する。

再稼働するストーンヘンジ[エースコンバット7]

再稼働したのは1基だけ?

 『04』で破壊されたはずの隕石迎撃用巨大地対空レールガン「ストーンヘンジ」が再稼働している! 画面手前側で何台もの電源車が接続されているが、ストーンヘンジの原子力発電所が機能を停止している故の応急策か?
 そして2分ちょうどの所で砲撃を行うが、再稼働したのは1基だけっぽい。砲撃の瞬間のストーンヘンジ全景を見ると、再稼働したのはすぐ横にクレーターがある砲台であるが、この砲台はユリシーズ落下の際にユリシーズの破片の直撃を喰らって稼働不能になった物か? だとすると、これが再稼働させる砲台に選ばれたのは、ISAFの攻撃によって破壊された他の砲台と比べてダメージが小さい――比較的短時間で再稼働できるからか?
 ところで、ストーンヘンジの攻撃目標は何なのだろ? このシーンに被せられた台詞からはトリガーかアーセナルバードを狙っているように思えるが。

1分53秒その2

 F-2Aがロケットランチャーで海底油田のプラットホームを攻撃している。『7』ではプラットホームを破壊すると崩れ落ちる?

1分58秒

 A-10が戦車部隊を攻撃している。

2分04秒

武装した一団の背後にあるのはマスドライバー?[エースコンバット7]

 対空砲火と煙を背に、武装した一団が歩く。ここも妙に薄暗いが、攻撃されて煙が出たからだろうか? 前から2番目を歩くのはタンクトップの女性。その後ろの男性は服装で他の4人と毛色が違って見える。
 目を凝らして彼らの背後を見ると、もやの向こうにカタパルトと思しき建造物が見える。あの形状のカタパルトと言ったらオーシアのマスドライバーが真っ先に思い浮かぶわけだけど…。
 また、ここで「懲罰部隊だった部隊が反乱を起こし、味方を攻撃しているという噂さえあります」という報道が入る。

2分06秒

 3本線のフランカーが対艦ミサイルで敵艦船を攻撃する。主翼を見ると折り畳みのためのヒンジが付いているので、この機体はSu-33だと思われ。

2分08秒

 インテリ眼鏡マンの「今の世界を支える情報的な見通しの良さが潰えた」という言葉。攻撃により人工衛星網――通信ネットワークが崩壊した後にやってくるのは、ひたすら混乱か。

2分13秒

 どこかの滑走路。トラックに載せられたカタパルトから無人機が発進する。これは岩山で懲罰部隊に襲い掛かった無人機と同じタイプかな?

2分15秒

 カメラからの映像が消える。カメラが壊れたからか、はたまた情報的な見通しの良さが潰えた――通信が途切れたからか?

2分17秒

輸送機とすれ違う異形の前進翼機[エースコンバット7]

 異形の前進翼の無人機が、頭上を掠めるように輸送機とすれ違う。

2分19秒

 2分02秒の「アーセナルバードへの一斉攻撃まであと10秒」の無線の続きか、攻撃命令が出たので8AAMをアーセナルバードに向けて発射する。しかし次の瞬間、アーセナルバードの頭上に浮かんでいた光の輪が広がりシールドのような物が展開され、アーセナルバードを狙ったミサイルは全て阻まれた。

アーセナルバードのシールドに阻まれるミサイル[エースコンバット7]

……アーセナルバードの隠し玉は、シリーズ初のシールド(バリア)だったか。で、このシールドの正体が何なのかが当然気になるが、パッと見の限りでは電磁パルスかマイクロウェーブの類か? 電磁パルスは高電圧のものなら火花の誘発や加熱効果を引き起こす事が出来るらしい。また、マイクロウェーブはこの時期に研究が進んで試作兵器が実戦に投入されているわけだが。

2分27秒

 EML(レールガン)で敵を撃破したF/A-18、MGP(機関砲ポッド)を使って燃料タンクらしき物を攻撃するMiG-21、Su-57を攻撃するRafale、雲もしくは煙から姿を見せるTyphoon、雲の間を飛ぶSu-47が順に映される。

2分34秒

 「全機トリガーの周りに集まれ!」の言葉に従い、懲罰部隊の機体がトリガーのF-15Cの下に集結する。

2分37秒

 夕日(?)に染まる都市の上空で戦うトリガーとミハイ、女性スタッフの年上の方、夜間強襲を仕掛けるレーザーガンポッドを装備したSu-57、外付けTLS(戦術レーザーシステム)で攻撃するSu-37(カナード翼と機体カラーからSu-37と推測)、ヘルメットのバイザーを下ろすミハイの顔、シースキミングでの接近から対艦攻撃を仕掛けるSu-30SMが順に映される。
 ここで年上の女性が「あの機体は おじい様が話していた」、ミハイが「いつの時代もこういうパイロットがいる」と言うが、「あの機体」「こういうパイロット」はトリガーを指している? それと、女性とミハイは血縁関係があるのか? 単にミハイがおじいちゃんだからおじい様と呼んでいるだけか?

2分45秒

 「聞こえるか」の呼び掛けと共に、収監されているタンクトップの女性、ローザ王女、水没したファーバンティ南部地区を飛ぶ機体が映し出される。

2分49秒

機体を捻らせながらダイブする異形の前進翼機[エースコンバット7]

 異形の前進翼機が機体を捻らせながらダイブする。

2分50秒

 『7』の始まりとなった、女性が軌道エレベーターからダイブしようとしているシーン。

2分51秒

 格納庫でタンクトップの女性がF-15を見つめている。このF-15の垂直尾翼にはオーシアの国籍マークだけしか描かれていないが…(E3 2017トレイラーでF-104を攻撃したF-15は尾翼に所属を示す物が描かれてなかった)。
 この後に、夕暮れの格納庫に一人でいるインテリ眼鏡マン、雲の渦の真ん中での話をする男性、肩枕をしてあげている年上の女性が映される。

2分54秒

 軌道エレベーターから女性がダイブした直後、そこをメタリックグレーの謎の機体が通り過ぎる。

メタリックグレーの新たな謎の機体[エースコンバット7]

 2分52秒でローザ王女が「あの機体は絶対に堕とさなければなりません!」と訴えている。最初は異形の前進翼機の事を言っていると思ったが、王女の言葉の直後に謎の機体が出てきたって事は、これこそが堕とさねばならない機体か?

2分54秒

 ミハイが呼び掛け、トリガーとミハイが対峙する。
 タイトルロゴの後、軌道エレベーターを背景に「願い、救い、痛み、恐怖、空はひとつにつながらない。」と出てトレイラーは終了。この言葉は『7』のキャッチコピーになるのだろか?

行き着く先で見るのは光明か、地獄の底か?

 E3 2018でトリガーが島流しされると聞いて衝撃だったが、トリガーを取り巻く状況は更に混迷するようだ。
 だが、懲罰部隊が反乱を起こしたのが本当なのかどうかはまだ分からない。インテリ眼鏡マンが言う「混乱」のせいで事実が捻じ曲がって伝わっている可能性がある。とは言え、E3 2017トレイラーでタンクトップの女性が「オーシアをやっつけろ オー!だ」と言っていたから本当に反旗を翻したのかもしれない。また、懲罰部隊が味方に攻撃したと言われるのは、脱走者認定された故に軍から攻撃されたので自衛のため応戦した結果である可能性も。
 あと、懲罰部隊の全てが反乱部隊になったのかという疑問もある。

 さて、タンクトップの女性を始めとする懲罰部隊の一部は宇宙に関係する場所へ向かうようだ。彼女たちが向かった可能性があるのはユージアのコモナ諸島ロケット発射基地とオーシアのバセット国際宇宙基地。宇宙に関係する場所に向かった理由は? また、その場所がひどく荒れているように見えるのは、人工衛星への攻撃と関係があるのだろうか?

異形の前進翼機の正体は?

 ストーリーの核心に繋がる存在である「異形の前進翼の無人機」の全身像が明かされた。

輸送機とすれ違う異形の前進翼機[エースコンバット7]
機体を捻らせながらダイブする異形の前進翼機[エースコンバット7]

 この無人機がどんな秘密を持っているかはまだ見当が付かないが、その形状を眺めている内に1つの説が思い浮かんだ。それは、この無人機が「ADF-01 FALKEN」の完全無人化タイプではという説である。まぁ無人機の上部の形状がファルケンのコックピット部分と似てる気がしたから思い付いただけなのだけど。
 ファルケンは完全無人化も視野に入れて研究開発が進められているとのことで、それにオペレーション・カティーナで言及されていたエルジアの無人機の開発データが合わさって出来たのが、あの異形の前進翼機ではないかと。
 もしファルケンと関係があるとしたら、灯台戦争にノースオーシア・グランダーI.G.社が関わる事になるんだな。

軌道エレベーターに現れし影

 発売日発表というタイミングで新たな謎が現れた。第4の敵、そして最後の敵となる予感も漂わせるメタリックグレーの機体。

メタリックグレーの新たな謎の機体[エースコンバット7]

 コックピットやエンジンはファルケンに近いものを感じるが、主翼は後ろに切れ込みが入った後退翼で、翼端は「ASF-X 震電Ⅱ」のように可動しそうなのが伺える。機体形状で目を引くのはカナード翼で、横幅が他の戦闘機と比べて明らかに長く、加えて翼端部分が反り上がっている。他方でこの機体に尾翼はあるのか? 今回のトレイラーでは尾翼の存在を確認できない。
 見た感じの大きさから人が乗れると思うが、これも無人で動いている可能性はやっぱあるよなぁ。

 次にこの機体が抱えている秘密とはという話になるが、直感による説を述べると、機体形状がファルケンや「ADA-01 ADLER」に通ずる点から「SDBM」という単語が思い浮かんだ。
 SDBMとはエスコンシリーズの設定上に存在する架空兵器「広域殲滅兵器」で、小型核弾頭に匹敵する破壊力を持ちながら放射能を出さないため通常戦力の切り札として開発が行われているという。しかし、扱いの難しさから開発は遅れ、2010年時点では実戦に投入される事はなかったという。月日は流れSDBMが完成し、そこでSDBM運用のための機体を新たに設計して生まれたのがあのメタリックグレーの機体――というのはどうでしょう?
 または、物理的破壊だけに留まらず「混乱」をもたらす何かを持っているというのか?

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