『アサルト・ホライゾン』? いいえ、『アサルトスフィア』です。

Rainbow Knights

 10月中旬に『ACE COMBAT ASSAULT HORIZON』が発売されたのとほぼ時を同じくして、同人界隈から次のゲームが発表された。

Assault Sphere PV1

『アサルト・ホライゾン』? いいえ、『アサルトスフィア』です。

……どっかでこれと似たテレビCMを見た記憶があるが、それはさておき(笑)、これは「同人版エースコンバットつく~る」とも言われるゲームエンジン「SphereEngine」を使って制作されたPC用フライトシューティング『Assault Sphere(アサルトスフィア)』のPVである。
 『アサルトスフィア』を制作したのは正体不明のサークル「Rainbow Knights(サークルの方針でメンバーは非公表とのこと)。頒布(流通)は『EFFY one of unreasonable “if”』でお馴染みの「Project ICKX」が担当している。

 この『アサルトスフィア』の“体験版”の頒布が10月15日より「コミックZIN(アサルトスフィア体験版の通販ページへ)」の秋葉原店と新宿店で始まった。お値段は税込500円、ワンコインで遊べます

10月末にはコミックZIN以外の同人ショップでも取り扱いが始まった。

『アサルトスフィア』写真ギャラリー

本記事に掲載した「コミックZIN秋葉原店」の店内の写真は、店舗様のご厚意により許可を頂いた上で撮影した物です。コミックZIN秋葉原店様にはこの場にて改めて御礼申し上げます。
リリース直後のコミックZIN秋葉原店 1[アサルトスフィア]
リリース直後のコミックZIN秋葉原店 2[アサルトスフィア]

 コミックZIN秋葉原店の3階同人ソフトコーナー。『EFFY』の試遊台の横に目を移すと、卸して間もない『アサルトスフィア体験版』が!

リリース直後のコミックZIN秋葉原店 3[アサルトスフィア]

 こちらは同人ソフトコーナーの陳列スペース。黒を基調としたパッケージはコーナーの中で異彩を放ってますた。

 ここで面白い話が1つあって、頒布開始当日にお店の人が『アサルトスフィア』を並べようと準備をしていたところ、ジャケットに興味を持った人が買いたいと言ってきたそうな。つまり「販売を始める前に売れる」という珍事が起きた。これにはお店の人も「まだバーコード貼ってないのに!?」と驚いていた。

『アサルトスフィア』PV@コミックZIN秋葉原店

 コミックZIN秋葉原店の店頭ディスプレイ。『EFFY』のPVに混じって『アサルトスフィア』のPVも再生されていた。
 ちなみに、モニター台や骨組みはZIN秋葉店の偉い人が自ら工作機械を動かしてDIYした物だそうな。

『アサルトスフィア体験版』をやってみた

『アサルトスフィア体験版』スクリーンショット 1

『アサルトスフィア』は日本語音声と英語音声の両方を実装。

『アサルトスフィア体験版』スクリーンショット 2
『アサルトスフィア体験版』スクリーンショット 3

 浮遊感があると言いますか、「NVIDIA 3D Vision」を使った時のように画面の奥行きが感じられると言いますか、とにかく飛んでて気持ちイイ! 『アサルトスフィア』も某ACAHのようにカメラが動く……というか普通に加減速しただけでも結構動くのだけど、特に違和感を感じることは無し。この気持ち良さは実際にプレイして体験して欲しいところ。
 また、右スティックのカメラ操作やターゲット切り替えボタン長押しでの敵注視もやってみるとイイ感じの画が見れます。

機銃発射時のカメラ移動[アサルトスフィア体験版]
敵機に攻撃が当たるとカメラにオイルが[アサルトスフィア体験版]

 近接格闘に入るとカメラが機体後方へ移動。もちろん、『アサルトスフィア』も敵にダメージを与えるとオイルや破片が飛び散る。

これでも抑えたという機体のモデリング

SAF-22 Slayerのモデリング 1[アサルトスフィア体験版]

コックピットにパイロットの姿を確認。

 アサルトスフィアに登場するのは「F-22Aのような機体(ぶったい)」こと「SAF-22 Slayer」。ライト層の私でも「うわぁ…」と惚れ惚れするくらい機体モデルが作り込まれているが、このモデル、「ロッキード・マーティン社に怒られる一歩手前ギリギリ(?)」まで作り込んでいるとのこと。

SAF-22 Slayerのモデリング 2[アサルトスフィア体験版]

ゲーム画面をよく見ていただくと分かると思われるが、ラダーや水平尾翼、エンジンノズルもバッチリ動きます。

SAF-22 Slayerのモデリング 3[アサルトスフィア体験版]

外見だけでなく、ウェポンベイ内部など細かい箇所の作りも抜かりありません。

 ここで上の文章に込めたニュアンスを汲み取ってもらえるとありがたいが、実はやろうと思えば商業も真っ青になるレベルまでモデリングを作り込めるらしい(機体モデルを作った人は、航空機メディアも顔負けの資料を持っているとか)。しかしそれをやると著作権等で調整が必要になってくるので、あえてこの品質に止めているそうな。……権利関係をクリアして制作上のリミッターを外したら一体どうなるんだ?

存在はパロディだが使っている技術はガチ

 ぶっちゃけると、この『アサルトスフィア』は某ホライゾンのパロディ的な作品でしょう。しかし『アサルトスフィア』に使われている技術はガチで、カメラワークの処理なんかはガッチガチにお固い数学も使われているという。そのお固い技術を使いこなせればこのようなカメラワークを実装出来たり、他にも何かの動きを処理するのに応用出来るかもしれない。
 ネタとしてはともかく、技術面において『アサルトスフィア』に注目が集まるのは間違い無いだろう。新型ゲームエンジン「SphereEngine4.0」の公開も控えているというのもあるし(「SpE4.0」ではフライトシューティングだけでなくロボットゲーなどといった3Dゲーム全般を作ることが可能とのこと)。

完全版のリリースもありうる?

 なお、パブリッシャーであるProject ICKXのTwitterにこんな話が。

 体験版で実績を出せれば本格的な制作の可能性も出てくるらしい。動画やこの記事を見て『アサルトスフィア』が気になった人は、500円玉を握りしめて各同人ショップまたは通販ページへ。

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