架空機の立体化の可能性も? ハセガワがエースコンバットのプラモデルについてアンケートを実施

エースコンバット

 「F-22 ラプター“エースコンバット メビウス1”」「Su-33 フランカーD“エースコンバット 黄色の13”」プラモデルの発売日が決まったハセガワだが、エースコンバットシリーズの商品化についてのアンケートを12月28日まで募集している

ハセガワ – エースコンバットシリーズ商品化アンケート
一人で複数回回答したものは無効となる。ただし、ハセガワがアンケートの内容を手直ししたのに伴い、手直し前にアンケートに回答した人が「念の為」に手直し後のアンケートに回答するのは構わないとのこと。

アンケートから本気を滲ませているハセガワ

 さて、アンケートの項目を眺めてみると、

問5:商品化希望の機体を教えてください。(複数回答可)

[例:F-14 ラーズグリーズ隊(エースコンバット5)]

※架空機体やNAMED機などデカール替えもこちらにお願いします。

――とあり、ネームド機まで対象に入れていることからハセガワは本気でエスコンプレイヤーにプラモデルを売りに行くつもりのようだ。

 でも、ユーザー(モデラー)は「架空機の立体化の可能性」にまず関心を寄せるだろう。調べてみると、ハセガワは『エースコンバット3』発売直後にデルフィナスシリーズの1/144レジンキット(ガレージキット)を発売した事があるそうだが(cf.幻想連邦機構 国立博物館Wikipedia)、「発売当時は所謂キャラクター物のノウハウが蓄積されていないので作りが荒い」「1/144スケール」だったことから、今でも航空機モデルでは一般的な1/72または1/48スケールで作り直して欲しいという需要はあるのではなかろうか?
 ただ、エスコン3の機体を立体化するとなると、PROJECT ACESも機体のモデリングを見直すなど大仕事になってしまうかな?

 ちなみに、トミーテックの技MIX(彩色済みキット)も、【F-15Cガルム隊カラー】を第1弾と銘打ってシリーズ展開を匂わせているので、ハセガワは架空機の立体化に乗り出した方が市場の食い合いを防いで利益を見込めそうな気がする。まぁ企業はそこら辺はとっくに考えているだろうから、とりあえずアンケートの結果と年が明けた時点の市場の状況がどうなっているかですな。

GAME Watch」の記事によると、ハセガワのメビウス1・黄色中隊カラーやトミーテックの技MIXは連携プロジェクトであるそうな。そもそも技MIXシリーズの原型制作にハセガワが協力している。

ハセガワ社内にCFA-44推しの派閥が存在?[10月19日追記]

 Twitterがソースだけど、ホビーショーでこんな話があったらしい。

 ハセガワ社内にCFA-44を推す派閥があるかどうかは分からないけど、

  • 『エースコンバット インフィニティ』でCFA-44は重要なポジションにいるらしい。
  • 小説『イカロス・イン・ザ・スカイ』ではASF-X震電Ⅱと交戦した。

――ということから、架空機シリーズ第1弾(震電Ⅱも入れたら第2弾か)としてCFA-44が選ばれるというのは十分あり得る話だろう。

PROJECT ACES菅野さん経由での要望窓口が新設?[2014年2月6日追記]

 アンケートが終わって一月ちょい経った2014年2月。エースコンバット公式Twitterにメカデザインの菅野さんが現れ、「ハセガワやトミーテックへの要望を受け付けるよ」という旨のツイートを出した。

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