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背脂の海に溺れて5年目[超ごってり麺ごっつ(亀戸・秋葉原・新小岩)]

「背脂中毒は犯罪ではありません!!」POP[超ごってり麺ごっつ]

 JR総武線亀戸駅と秋葉原駅、そして新小岩駅にある背脂チャッチャ系ラーメンのお店「超ごってり麺ごっつ」。「ごっつ」には日頃お世話になっているのですが、2014年4月に創業の地である亀戸店が開店5周年を迎えたので、この機会に宣伝記事を改めて書いてみる。

本文中に記載した価格は2014年4月1日に消費税が8%に変更された後の物です。

亀戸店

亀戸店は2017年9月13日に移転しました。

亀戸本店(初代店舗)の場所[超ごってり麺ごっつ]
亀戸本店(初代店舗)の外観[超ごってり麺ごっつ]
お店のキャッチフレーズ[超ごってり麺ごっつ]

 JR総武線亀戸駅の北口(御茶ノ水寄りの改札口)から出て南、みずほ銀行亀戸支店の隣にある真っ赤な外観のラーメン屋が「ごっつ」(cf.Googleマップ)。お店の前ではモニター付きの看板が太鼓のBGMをガンガン鳴らしていたりする。

 お店に入ると物っ凄く威勢の良い声で「いらっしゃいませー!!」と出迎えられるのが心地良い。これも「ごっつ」の名物の1つであると言えよう。
 出迎えの声を受けながら入口で食券を買って席に座る(水はセルフ方式)。「ごっつ」各店に共通することだが、亀戸店は縦に細長く、座席はカウンター席のみ。亀戸店はお店の中ほどに棚が設置されているので上着や荷物を置く事が出来る。

さっぱり、ごっつ、ごてごて

 席に着いて食券を出すと、ラーメンを注文する場合は「背脂の量は普通でも多めとなってますがどうしますか?」と聞かれる。

背脂の量の表現は「こってりらーめん なりたけ」に準拠[超ごってり麺ごっつ]
「こってりらーめん なりたけ」をリスペクトした卓上の小物[超ごってり麺ごっつ]

「ごっつ」では背脂の量が「少なめ=さっぱり」「普通=ごっつ」「多め=ごてごて」と表現されている。千葉の「こってりらーめん なりたけ」を知っている人ならこの脂の量の言い方と箸箱、ティッシュケースの色からティンと来ると思われるが、店主(創業者)は「なりたけ」で修行したのだそうな(cf.ごっつ公式サイト)。
 背脂チャッチャ系に慣れていない人は普通または少なめを注文するのが良いだろう。なお、味が濃いと感じるなら割りスープを頼むことが出来る。
 また、量が欲しいという人は+50円で中盛(麺1.5玉)、+100円で大盛(麺2玉)に出来る。

ラーメン

しょうゆラーメン

しょうゆラーメン、おまけ付き[超ごってり麺ごっつ]

しょうゆラーメン(750円)。味玉と海苔はトッピング(それぞれ100円)。

 「ごっつ」のラーメンは基本的に「なりたけ」に倣った構成で、麺はスープと絡みやすい太ちぢれ麺、具は薄切り大判のバラ肉チャーシューとメンマ、その上にネギと茹でたもやしがたっぷり盛られる。主観では「なりたけ」と比べてネギともやしの盛りが多い気がする。

太ちぢれ麺と醤油スープ[超ごってり麺ごっつ]

 スープは豚骨出汁で、とろみは無く透明寄り。しょうゆラーメンはスープの濃厚さに背脂の甘味が合わさることで中毒性が高い味わいとなっている(日によっては甘みが強く感じる事がある)。スープそのものはヘビーな印象があるけれど、もやしやネギも一緒に口に入れると調度良い塩梅になるように計算されているようだ。なお、ネギは無料で増量が可能なので、スープが重いと感じる人は試してみるのもアリだろう。
 このスープが太麺に絡み取られるわけだが、麺は表面がツルツル、食感はモッチリとしていて食べ応えがある。
 具のチャーシューは箸で持ち上げるとすぐ崩れるくらいに柔らかい。味付けは薄味で、スープをまとわせてから食べるとイイ感じになる。一方のメンマは、スープの味に負けないようにするためかやや濃い目に味付けされている。

ある日の味玉は固め[超ごってり麺ごっつ]

 トッピングで追加できる味玉は、片方はすぐに頂き、もう片方はスープにじっくり浸してから食べるのが私の流儀。ちなみに、黄身の固さは日によってブレが大きいと思ったり。

みそラーメン

みそラーメン、おまけ付き[超ごってり麺ごっつ]
みそらーめんはスープがややドロっとしている[超ごってり麺ごっつ]

 こちらはみそラーメン(800円。味玉と海苔はトッピング)。スープは味噌でややドロっとしている。
 しょうゆラーメンは醤油と背脂の味わいが半々もしくは背脂の甘さがやや強めだったのに対し、みそラーメンは味噌が強く主張してくる。また、みそラーメンのもやしはスープと一緒に煮込まれるので、しょうゆラーメンのもやしとは異なり緩衝材としての機能は弱い。それ故にみそラーメンはしょうゆラーメンと比べてごっつい仕上がりのラーメンであると言えよう。これにバターを加えるとコクとまろやかさが出て堪らない(ジャンク度が増すとも言うw)。
 ただこう書いたものの、みそラーメンは日によってはしょっぱ過ぎるのではないかと思う時がある。お店曰くみそラーメンは味を濃い目に作っているということで、気になれば味薄めでの注文や割りスープを頼むことも一考されたし。

トッピングいろいろ

 「ごっつ」のラーメンは味が比較的濃い目なので、食べ進めていく内にちょっと飽きが来るかもしれない。そんな時は卓上備え付けのコショウやすりおろしニンニク、豆板醤を入れると味に変化が生まれるだろう。ただし、ニンニクは強力な物なので入れる量にはご注意を。

トッピングいろいろ[超ごってり麺ごっつ]

 また、写真にある通りトッピングが色々用意されているので、2度目以降は自分の好みの組み合わせを探してみるのも一興だと思われ。

つけ麺

スープの風味を選べる

 もう一方のメインメニューであるつけ麺は「空(しょうゆ)」と「大地(みそ)」と呼ばれ、スープの風味をスタンダード・かつお・ゆず(しょうゆのみ)から選べるようになっている。

つけ麺はスープの風味を選べる[超ごってり麺ごっつ]

スタンダードとかつお風味は名前の通りだが、空(しょうゆ)のみで選べるゆず風味はちょっと注意が必要。ゆずはスープを口に入れると柚子の風味がブワッと広がるが、同時に唐辛子の辛さも襲い掛かってくる。この辛さが想像以上にクル物なので、初めての時は麺やスープを一気に口に入れず、少しずつ食べて辛さを確認するのが吉だと思われ。

つけめん 空

つけめん 空(しょうゆ)・スタンダード[超ごってり麺ごっつ]

つけめん 空(しょうゆ)・スタンダード(850円)。

つけ麺のスープはラーメンと比べて濃い目[超ごってり麺ごっつ]

つけ麺のスープはラーメンと比べて濃い目。

つけ麺では味玉と海苔がデフォルトで付いてくる[超ごってり麺ごっつ]

つけ麺では味玉と海苔がデフォルトで付いてくる。

 つけ麺ではチャーシューとメンマに加えて味玉と海苔もデフォルトで付いてくる(※写真ではおまけを頂いています)。一方でもやしは無し。
 もちろんスープには背脂がたっぷり。味はつけ麺だからか濃い目の仕上がりで、しょうゆだと酸味も感じられるのでラーメンとはまた味わいが異なる。

新顔のカレーつけ麺

 2013年からはつけ麺にカレー味が加わった。元々まかないで作っていた物がメニューに昇格したのだそうな。

カレーつけ麺のPOP[超ごってり麺ごっつ]

まかないから生まれた。

つけ麺第3の味、カレー[超ごってり麺ごっつ]

カレーつけ麺(900円)。

カレーつけ麺の名の通り、スープは黄色掛かっている[超ごってり麺ごっつ]

カレー粉によるものかスープが黄色がかっている。

 カレー味と言っても辛さは空のゆず風味ほどではない。これはカレーの風味をしっかり楽しめるようにするために辛さを抑えているのではないかと推測される。そして味だが、カレーの風味と背脂の甘みそれぞれがしっかり分かるよう上手い具合に合わさっており、確かにお店の人が「これはイケる!」と踏んだだけのことはあると思った。

サイドメニューもあります

 「ごっつ」はラーメンだけで十分満足、ガッツリ食べる人もライスを付ければお腹一杯になれるけれど、サイドメニューも存在する。

ごっつライス

サイドメニューその1「ごっつライス」[超ごってり麺ごっつ]
ごっつライスはほぐしチャーシューがたっぷり[超ごってり麺ごっつ]

 ほぐしチャーシュー丼の「ごっつライス」(250円)。刻み海苔を敷いたご飯の上にほぐしチャーシューと白ネギが盛られている。ラーメンと同じ考えか、ほぐしチャーシューは濃い目の甘じょっぱい味付けで、ネギと一緒に掻き込むことで調度良くなる。ボリュームは「小食な人はこれだけでお腹が膨れちゃうのでは?」という感じなので、ラーメンとチャーハン(半チャーハンではない)を食べるつもりで注文するのが良いと思われ。

もちもち水餃子

ごっつの餃子は「もちもち水餃子」[超ごってり麺ごっつ]
水餃子の皮は厚くてもっちりツルツル[超ごってり麺ごっつ]

 開店後しばらくしてからメニューに加わった「もちもち水餃子」(250円)。ラー油を使ったほんのりピリ辛なタレが掛かった状態で提供される。中国では水餃子は主食として食べられているとのことで、「ごっつ」の水餃子も皮がツルツルもっちり、そして厚くて食べ応えがある。皮の中にはスープが封じ込まれているのでジューシー。

ジンクスを跳ね返す

 話は横道に逸れるが、「ごっつ」がある場所はかつていくつかのお店が出店するもどれも長続きしなかったので「魔の立地」となっていた感がある。「ごっつ」はそんな場所に店を構え、今や地域を代表するお店となったわけだが、これはラーメン自体の美味しさと中毒性の高さ、それを売る場所(需給)を見極めた目、活気ある店内の雰囲気――これらが合わさってジンクスを吹き飛ばす勢いが生まれたからであろう。

夜になると店前の路面にロゴが浮かぶ[超ごってり麺ごっつ]

夜になると店前の路面にロゴが浮かぶ。

【店舗情報】

  • 営業時間:11:00~翌4:00
  • 定休日:無し ※年末年始(12月31日~1月3日辺り)は休業。なお2014年年末~2015年年始は休まずに営業した。
  • 住所:東京都江東区亀戸1-39-7(みずほ銀行亀戸支店の隣)

秋葉原店

 その勢いでもって2012年7月に秋葉原へ進出。オープン時には店主はもちろんベテラン店員さんの多くが経営を軌道に乗せるべく秋葉原店に移っている。

秋葉原店の外観[超ごってり麺ごっつ]

 秋葉原店の場所は、JR秋葉原駅の昭和通り口を出て通りを上野方面へ少し歩いた所――ヨドバシAkibaと早稲田塾から少し先(cf.Googleマップ)。亀戸店と同じく赤い外観なので見つけるのは容易だろう。
 秋葉原店も縦に長い建物だが、角地で壁がガラス張りとなっているので開放感がある。実際、横幅があるので客がすれ違う際は亀戸店より窮屈ではない。なお、窓ガラスの前に上着掛けが設置されている。

攻めのPOP

攻めの「背脂中毒」POP[超ごってり麺ごっつ]
強気のPOP[超ごってり麺ごっつ]
秋葉原店は中国語にも対応[超ごってり麺ごっつ]

 秋葉原店がオープンしてから、

「背脂中毒になる覚悟ありますか!?」

「ごっつのラーメン1杯でほぼ1日に必要な野菜(300g)が取れます。」

――といった「攻めのPOP」が作られるようになったりするw

 それと、結構な人数が来ているからなのか中国語のPOP(右の写真)も見えますな(店員の中に中国出身の人もいるとのこと)。

秋葉原店限定「アキバみそチーズらーめん」

 秋葉原店では店舗限定メニューとして「アキバみそチーズラーメン」が存在する。

秋葉原店限定の「アキバみそチーズらーめん」のPOP[超ごってり麺ごっつ]

秋葉原店限定。

秋葉原店限定「アキバみそチーズらーめん」1[超ごってり麺ごっつ]

アキバみそチーズラーメン(950円)。 ※味玉と海苔は追加トッピング。

秋葉原店限定「アキバみそチーズらーめん」2[超ごってり麺ごっつ]

この時はチーズが少し固まっていた。

アキバみそチーズラーメンはバターとはまた違うまろやかさとこってり感を堪能出来る一品。食べる時はいわゆる「燕返し」でチーズをスープの中に沈めると、チーズがとろけて麺とスープにより馴染んで良い感じになると思われ。
……ただ、素でごっついみそラーメンの上に更にとろけるチーズが乗っかり、そのチーズも腹が膨れやすいということで、「ごっつ」のメニューの中で最もヘビーな一品であると言えよう。

【店舗情報】

  • 営業時間:11:00~翌4:00
  • 定休日:無し ※年末年始(12月31日~1月3日辺り)は休業
  • 住所:東京都千代田区神田松永町18 ビオレ秋葉原1F(JR秋葉原駅近く)

新小岩店

 そして創業5年目に突入する2014年1月に3号店となる新小岩店がオープンJR新小岩駅北口から出て右手に進み平和橋通りに出ると、あの赤いお店が見つかるだろう(cf.Googleマップ)。

新小岩店の外観[超ごってり麺ごっつ]

 新小岩店にも亀戸店と秋葉原店で使われている「攻めのPOP」が貼られているが、開店の挨拶文(右の写真)もかなり攻めてますね。

新小岩店の店頭POP 1[超ごってり麺ごっつ]
新小岩店の店頭POP 2[超ごってり麺ごっつ]
新小岩店の開店の挨拶[超ごってり麺ごっつ]

 私が新小岩店を訪問したのは3月のとある土曜日。予想通りというか、新小岩店には店主が経営を軌道に乗せるべく詰めていて、他に馴染みの店員さんと女性の店員さんの3人がいた。新小岩店のレイアウトは秋葉原店と似ていて、お店の奥側の壁に上着掛けが設置されている。

新小岩店初回訪問時の一杯[超ごってり麺ごっつ]

 初回訪問ということで、基本であるしょうゆラーメンと半ライスを注文。久しぶりとなる店主が作った一杯に舌鼓を打ちますた(秋葉原店はまだ5回行ったかどうかだからなぁ)。
 この日は午後3時に訪問したのだが、私がお店にいる間は客足が途絶える事が無かったので、新小岩店もぼちぼち儲かっているようですな。

【店舗情報】

  • 営業時間:11:00~翌4:00
  • 定休日:無し ※年末年始(12月31日~1月3日辺り)は休業
  • 住所:東京都葛飾区東新小岩1-2-2(JR新小岩駅近く)

あとがき

……とまぁ創業5年目というコトで「ごっつ」の宣伝記事を書いてみた。
 背脂チャッチャ系なので人によって合う合わないが分かれるだろうけど、お店を代表するしょうゆラーメンについて言えば、スープと背脂が上手くマッチし、かつボリュームもワイルドなので、普段からガッツリ系の物を食べている人は気に入るのではないでしょうか。そしてハマったら深夜になっても足がお店へ向いてしまうかも。事実、深夜12時を過ぎてもお店が大入りになるのは珍しくない。

今日もごちそうさまでした[超ごってり麺ごっつ]

今日もごちそうさまでした。

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