リアルタイムで空が変わる 『エースコンバット7』ではミッション中の経時変化を導入予定

エースコンバット7

 「東京ゲームショウ2017」で日本における初めての本編ミッションの試遊が行われた『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』。
 10月5日発売のファミ通1505号で続報が掲載され、これまでのトレイラーにも出てきた軌道エレベーターを擁する都市「セラタプラ」の様子が公開された。だが、私としては河野プロデューサーのインタビューにあった“とある要素”が気になった。その要素とは、ミッション中の経時変化

 ミッション中の経時変化――リアルタイムで空の様子が変わるというのは、過去作品でも演出としてミッション中に日の出を迎えるというのがあったが、『7』ではプレイに影響を与え得る要素として経時変化を導入するようだ。記事に書かれていた経時変化は「時間の経過」と「天候の変化」の2つ。

 「時間の経過」は太陽の動きを指していると思われ、例えば日没が近づくと視界が徐々に悪くなるという事が起きると予想される。なお、河野Pは次のように話している。

“ファミ通2017年10月5日発売号(1505号)より”

時間の経過は作戦時間ベースで考えているので、昼間から日没までというように、劇的に変わることはないと思います。

 2つ目の「天候の変化」は、記事には気候や地域性を表現する手法というニュアンスで書かれているが、この他に、『7』では雲が視界・機体の操作・レーダー・ミサイルのロックオン可能距離に影響を与える事も関係している?

 「Gamescom 2017」のデモプレイ映像を見ると、雷雲レベルになるとゲームプレイにかなりの影響を与えそうなのが分かる。で、これに加えて天候の変化が導入されると、「天候が悪化する前にケリを着けてしまおう」とか「雲が通り過ぎるかもしれないから、ここの敵は後回しにしよう」とかいった感じに戦略的判断が要求されるようになるかもしれない。

関連記事
王女の演説から浮かぶ疑問 「Gamescom 2017トレイラー」が公開[エースコンバット7]
 ドイツで開催されている「Gamescom 2017」で『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』の新トレイラーが公開された。  今回のトレイラーで、ユージア大陸の情勢や軌道エレベーターについていくつか疑問が浮かんだ。
無人機が行き着く先とは? E3 2017インタビューを読む[エースコンバット7]
 「E3 2017」でミッション3がプレイアブルデモとして出展された『エースコンバット7』。  各ゲームメディアで河野プロデューサーのインタビュー記事が掲載されたので、情報を整理しつつ気になった点をピックアップしてみる。
雲が空戦の駆け引きに影響 試遊版ミッション3がE3 2017で公開[エースコンバット7]
 「E3 2017」で『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』の序盤のミッションがプレイアブル出展された。  ゲームメディアがデモ版のプレイ動画をアップしているが、動画を見たところ、「雲」が空戦の駆け引きに影響を与えうるという点に注目すべきだと思われる。
第三の敵!? 異形の前進翼機が姿を現すE3 2017トレイラーが公開[エースコンバット7]
「E3 2017」で本編ミッションのお披露目が予定されている『エースコンバット7』。それに先駆けて公開された「E3 2017トレイラー」は、空母、軌道エレベーター、王族、そして第3の敵と、気になる要素が盛り沢山である。

コメント