王に挑む者[エースコンバット7 初回プレイ日記(PART6)]

エースコンバット7 プレイ記
本記事には『エースコンバット7』のネタバレが含まれているのでご注意ください。

 2019年2月1日に発売したPC(Steam)版『エースコンバット7』の初回プレイ日記。PART6はミッション13~ミッション15のレポート。

誘導係――ミッション13

 『04』と同じく、ストーンヘンジの次は視界不良の中でのミッションか。
 任務内容は爆撃機支援だが、ムービーパートでローザ王女が作戦エリアの近くに来ているらしいことから嫌な予感がしたりする。

装備選択

 このミッションでは特殊兵装は専用装備が強制される。では機体をどうするかだが、ターゲットを全て撃破した後に何が出てくると予想するかで変わると思われ。私は増援の戦闘機が出てくると予想して、旋回性能が優れるSu-34を選んだ。

SAAMの要領で誘導

 今回の任務は特殊兵装TGTP(照準ポッド)を使って爆撃機が投下したバンカーバスターをターゲットであるミサイルサイロに誘導するというもの。
 TGTPの使い方は基本的にSAAM(セミアクティブ空対空ミサイル)と同じだが、誘導が始まったら照準円の中心に目標を捉え続ける必要がある。誘導を始めてから着弾するまでの時間は短いので、誘導を始める時点で照準をキッチリ合わせるのが吉だと思われ。気流が強い所では微調整が間に合わず誘導に失敗することが起こり得る(マップ北東のミサイルサイロがそうだった)。

AD TANKがクセ者

 ミサイルサイロだけでなく対空兵器や迎撃機も処理するが、AD TANKが今回もなかなか撃破できない。「動いているわけじゃないのに何故ミサイルが当たらない?」と思い、ミサイルを撃った後に敵注視視点で様子を探ると、AD TANKは対空機銃でミサイルを迎撃していた。ミッション12で撃破に手間取ったのもミサイルが撃ち落とされていたからか? この後ミサイルの発射感覚を変えたらどうなるかを実験しつつAD TANKを破壊する。

時間が無いので強引に誘導

 作戦終了2分前の時点で残りの爆撃目標は3つ(ターゲットは1つ)。非TGT敵の処理に時間を掛け過ぎたかと反省しながら爆撃目標へ急ぐ。時間が無いので、爆撃目標の上空からでなくほぼ水平の位置から誘導を試みる。この狙いは成功し、終了43秒前で作戦目的を達成できた(ダミーも全て掴んでしまった…)。

2次ミッションで必要なのは加速力

 ミサイルサイロを全て破壊してお終いなはずがなく、隠されていたIRBMが発射されて2次ミッションに移行。敵戦闘機が出てくると予想したが見事に外れたな(汗)
 発射された弾道ミサイルの撃墜は『インフィニティ』で散々やったが、このミッションでは対空特殊兵装が使えないので妨害役として現れる敵戦闘機の処理が問題になる。今回は加速性能が劣るSu-34を使っているので、敵戦闘機はスルーすることに決める。
 弾道ミサイルを撃墜するには、弾道ミサイルの後ろ(真下)に回り込むように接近するのがポイント。IRBMに追いついた所で反対側から2発目のIRBMが現れる。足が遅い機体だと長距離移動はしんどい。3発目もあるんじゃないかと思ったが、今回は2発で打ち止めだった。

夜を斬る犬鷲――ミッション14

装備選択

 ついにSu-47を購入! 任務内容は敵基地制圧ということで特殊兵装UGBも購入。

夜の峡谷内飛行

 ミッション開始前に空中給油あり。速度を出し過ぎて給油ホース接続位置より前に出てしまうが、小刻みに減速して位置を調整し、29秒10で完璧評価を獲得。
 今回のミッションは峡谷内飛行と敵基地制圧の二部構成。前半の峡谷は高度上限が1,900フィートと飛行できる空間は広く、雲や気流も無いので飛ぶだけならそれほど難しくない。
 峡谷内の仕掛けとしてサーチライトが存在。サーチライトに照らされないよう避けながら峡谷を進むのだが、空間を最大限使えばライトを避けることは容易い。
 今回の峡谷は、無線封鎖が始まるサーチライト地帯の先にある狭いカーブが最大の難所か。

突撃は指示が出てから

 無線封鎖が解除されると同時に敵基地にいる標的のコンテナが表示される。ここで谷の上空に出て一気に敵基地へ向かおうかと思ったが、攻撃開始の指示が出るまでは待とうと思い直して谷を進み続ける。『エースコンバット2』の低高度奇襲ミッションで、目標地点まで目と鼻の先まで近づいても指示が出る前に高度制限を破ると奇襲が失敗扱いになることを思い出したからだ。

奇襲

 攻撃開始の指示が出たら、まずは駐機中の敵航空機にUGBを投下して一網打尽にする。
 攻撃を始めてから少しすると、敵は基地のサーチライトを点ける。サーチライトに捕捉されると「うおっまぶしっ」と視界が白くなる。何も見えなくなるわけじゃないが、視界が白くなるとうざったく感じる。
 基地の敵を殲滅するとSu-35Sが増援として出現。挨拶としてヘッドオンからミサイルを発射するが避けられる。ここまで来ると敵も馬鹿ではないかと気を取り直してドッグファイトで撃墜する。
 Su-35Sと戦っている間に地上では伏兵が出現。Su-35Sを片付けてから、まず地上戦力をUGBで一掃。ヘリはミサイルに気をつけながら1つ1つ確実に堕としていく。
 峡谷をゆっくり飛んだのだが、クリアタイムが10分を切っていたからかSランクを獲得。

王に挑む者――ミッション15

 トリガーが正規軍に復帰してから1ヶ月半、アーセナルバードの片割れを撃破してから1ヶ月でファーバンティに侵攻か。第一次大陸戦争ではストーンヘンジ破壊からファーバンティ攻撃まで5ヶ月掛かったが、それが1ヶ月で済んだのはオーシアの物量が為せる業か? またはエルジアが戦力をアーセナルバードに大きく依存していた証か?
 あと、今回のファーバンティ攻撃の日時は9月19日1720時。奇しくも過去の包囲戦とほぼ同じ日時ですな(前回は9月19日1820時)。

装備選択

 機体はSu-47で、1次ミッションはUGBを使用。2次ミッションでミハイとの対決が予想されるため、対ミハイ用にQAAMを購入。
 UGBとQAAMそれぞれの弾数を増やすためのパーツを装備。標準ミサイルの性能も上げたかったが、MRPが足りず機体ツリーを進められないので、とりあえず購入できた「指向性近接信管(標準ミサイル用)Lv.1」で威力を底上げしておく。

首都攻略戦

 まずは目の前にいる敵戦闘機の集団を片付ける。敵注視視点を活用して出来るだけ短い時間で撃破していく。
 敵の数が少なくなったところでSu-37の目標コンテナが見えたので、こいつらを片付けると共にその下にある復興祈念公園の地上戦力もUGBで焼き払う。
 復興祈念公園の敵が片付いた後は、水没地区手前の対空兵器、中央海岸にいるF-15Jの編隊を排除し、東のシルバー橋の援護に向かう。
 シルバー橋にはSu-34やA-10Cを始め多数の敵戦闘機が集結している。まずは試しとSu-34に標準ミサイルを当ててみるが、指向性近接信管Lv.1ではまだ威力が足りず2発では堕ちなかった。なのでアタッカー機以外の戦闘機を優先して堕とし敵の数を減らしていく方針を執る。さすがに敵の数が多く、ミサイルを捌くのに一苦労した。
 シルバー橋の敵機を殲滅した頃に再び敵増援が出現。敵司令部周辺の敵と艦隊、どっちを攻撃するか迷うが、1次ミッション終了直前に補給に戻ることを考慮して敵艦隊→司令部の順に攻略することに決める。
 敵艦隊にはUGBをぶつけて火器を潰し丸裸にしていく。残り時間4分40秒でクリア条件の19,000ポイントを達成。艦船を沈めて更なるスコアの上積みを狙う。だが艦船が想像より硬かったので再攻撃を繰り返す羽目に。ここでいくらかタイムロスした感がある。

対決に備える

 敵艦隊殲滅後は、敵司令部周辺の敵をUGBで撃破していく(標準ミサイルが弾切れした)。作戦時間が残り1分を切ったところで基地に帰還。2次ミッションに備えて特殊兵装をQAAMに変更する。補給後は目の前にいたRafale Mを撃墜しながら2次ミッションの開始を待つ。
 なお、1次ミッションの結果は32,320ポイント。

王に挑む者

 2次ミッションはミハイ率いるソル隊との対決。「Gamescom 2017トレイラー」で使われた男性コーラスの曲が流れて対決の雰囲気を盛り上げる。
 敵機全てがTGT表示されたので、セオリー通り王に喧嘩を売る前に従者達を片付けることにする。早速絶好のチャンスが巡ってくるが、流石に敵エース戦だけあって護衛機も標準ミサイル2発では堕ちない。無線でミハイが味方を次々に喰っていると言われ、ミハイを先に堕とさないとダメなのかと焦るが、護衛もいる状態じゃまともに攻撃できないと考え直し、護衛機を堕とすチャンスが巡ってくるのを待つ。
 少しするとワイズマンが囮となってミハイを連れ出して4対1の状況になる。ミハイがいなくなった分楽になった状況を活かし、まず護衛の1人目を撃破。続いて2人目も倒したところでワイズマンが撃墜されてしまう。ワイズマンが囮になった時にミハイの撃破に向かえば彼を助けることが出来たのだろうか?
 護衛機を全て片付けてミハイが待つ水没地区へ向かう。ミハイとの距離が10,000になったところでHUDの表示が一瞬乱れる。ジャミングでも掛かっているのかと思いながらミハイと交戦開始。その直後またHUDが乱れるが、ここで通信衛星への攻撃が影響しているのかという可能性が頭に浮かぶ。
 老いという名の枷が外れたミハイはチートと言いたくなる機動で攻め立ててくるが、反撃のチャンスは巡ってくると必死で喰らいつく。そして動きが止まる瞬間がやってきたので標準ミサイルとQAAMを一斉発射、先に撃ったQAAM2発が命中してミハイにダメージを与える。追撃すべくミハイを追いかけるが、ここで勝負はお流れとなる。
 なお、クリアランクはS。ノーダメージでクリアしたので勲章「WHOA MAN」も獲得。

混乱の始まり

 オーシアとほぼ同時にエルジアも通信衛星を破壊するとは、「考えることは皆同じ」とはよく言ったものだ。ミハイ、アーセナルバード、異形の前進翼機、そして懲罰部隊とキーワードはまだまだ残っている。混乱の先に待ち受けているものは一体何だ?
 あと、ワイズマンはミッション冒頭の無線が死亡フラグになってたのかねぇ……。

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