『Halo4』発売2週目のゲームソフト週間売り上げランキングが発表された。『4』の売上はファミ通、メディアクリエイト共に売上本数が発表される順位より下なので正確な売上本数は分からないが、ランキングの数値から甘く見積もっても『Halo4』の発売2週間の累計売上本数は『Reach』の初週売上本数に届いていない可能性が大きい。
発売2週目の売上本数
『Halo4』発売2週目の売上はファミ通はランキング圏外、メディアクリエイトも売上が発表されない43位(cf.メディアクリエイト)なので正確な売上本数は分からない。ただ、ファミ通は30位、メディアクリエイトは20位までの売上本数が掲載されているので、これを使って『4』の発売2週間の累計売上本数の最大値を推測することは出来る。
ファミ通
- 発売初週の売上本数:31,467本
- 2週目の売上本数の最大値:3,327本(=30位『メダル オブ オナー ウォーファイター』の売上本数)
- 発売2週間の累計売上本数の最大値:31,467+3,327=34,794本
メディアクリエイト
- 発売初週の売上本数:39,312本
- 2週目の売上本数の最大値:5,487本(=20位『龍が如く1&2 HD EDITION』の売上本数)
- 発売2週間の累計売上本数の最大値:39,312+5,487=44,799本
なお、メディアクリエイトとファミ通は売上本数に大きな差異が見られるものの順位はそんなに違わないので、発売2週目におけるメディアクリエイトでのランキングは43位というのを考慮すると、2週目の売上本数の最大値はもっと小さくなると思われる。
発売2週間の売上でも『Reach』の初週売上本数に及ばず
次に、Haloシリーズの初週売上本数のデータを引っ張ってくると次のようになる。
ファミ通のソースは2ちゃんねるの「Halo4 吹き替えキャスト変更問題 Part 10」スレ。
メディアクリエイトのソースは追跡できた限りで個別にリンクを張っている。
ファミ通 | メディアクリエイト | |
Halo1 | 31,041本 | N/A |
Halo2 | 29,235本 | N/A |
Halo3 | 61,143本 | 約59,000本 ※ |
Halo3:ODST | 33,020本 | 29,734本 ※ソース |
Halo:Reach | 38,644本 | 44,413本 ※ソース |
Halo:CEA | 11,238本 | 13,106本 ※ソース |
Halo4 | 31,467本 | 39,312本 |
以上のデータから、『Halo4』の発売2週間の累計売上本数は甘く見積もっても『Reach』の初週売上本数にやっと並ぶどころか下回っている可能性が大きい。
やはりキャスト変更はプラスに働かなかった
発売初週売上の記事の繰り返しになるが、戸島氏とローカライズチームは吹き替えキャストの変更がもたらすメリットがシリーズファンの反発を上回ると考えて、キャスト変更を強行したのですよね。その結果が、発売から2週間経っても売上が『Reach』の初週売上を下回っているという有様。
この騒動のせいで人口が少ない日本のHaloコミュニティの分断が起きてしまってもいる。キャスト変更は戸島氏ら一部の人の自己満足を満たしただけで誰も得しない選択だったのではなかろうか。
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