日本マイクロソフトと吹き替えキャスト変更を主導したとされる戸島壮太郎氏は、8月の「Xbox360『大』感謝祭」以降ファンに対し声優変更について詳しい説明をすること無くだんまりを決め込んでいる。戸島氏らの不誠実な態度を受けて、有志の方が9月27日に公開質問状を戸島氏と日本マイクロソフト宛てに送付した(cf.Halo4吹き替え声優変更問題(PART2))。
10月10日に日本マイクロソフトから回答が送られてきたが、内容はテンプレ文書――つまり回答拒否だった。
騒動の経緯や抗議活動が行われている理由は「Halo4吹き替えキャスト変更問題まとめwiki」を参照。
公開質問状の文面は以下を参照。
事実上の回答拒否
“Halo4吹き替えキャスト変更問題まとめwiki(二代目) – 公開質問状”より
日本マイクロソフトからの回答
この度は Xbox カスタマーサポートへお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
この度の Halo 4 キャスト変更に関するお問い合わせにつきましては、社内の関係部署に共有いたしました。
なお、ご質問内容にはお答えできませんが、頂戴しましたご意見は、今後の製品開発の参考にさせていただきます。
今後とも忌憚なきご意見を賜りますようお願いいたします。
末文ではございますが、今後とも弊社製品にご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
Xbox カスタマーサポート
……日本マイクロソフトの対応を見ると、『ザ・シンプソンズ MOVIE』の騒動における20世紀フォックス映画社の対応はまだまともだったんだな。テンプレ文書で済ませず可能な範囲で質問に答えてくれたし。
シンプソンズの時にライムスター宇多丸さんや山寺宏一さんが言及したように(山ちゃんは固有名は出さず遠回しに言及)、著名人が動かないと日本MSは対応しないつもりなのだろうか? また、今回は単にカスタマーセンター止まりになってしまい、質問状・署名は『Halo4』関係者の手に渡っていないのではないかという疑念も浮上している。
戸島氏はだんまりを続ける
日本MSには回答を拒否された。では騒動の原因である戸島氏個人から回答が届くのだろうかと、公開質問状の回答期限である15日――一応Halo Waypointの日付が変わる日本時間16日午後7時まで待ってみたが、どうやら戸島氏は“今回も”だんまりを決め込んだようだ。
1回でケリが着けば誰も苦労しない
今回は残念ながら回答を拒否されるという結果となった。だが抗議活動はこれで終わるわけではない。Haloプレイヤーの中にはまだこの問題を知らない人がいるかもしれないから、今後も問題の周知活動を続けることは大切だろう。
それにシンプソンズの時も公開質問状で一度否定的な返事を出されている。それでも活動を続けた結果、後日「DVD版でオリジナルキャスト吹き替え版も収録する」と態度を翻したので、今回ダメだったからと諦めてしまうのはまだ早い。
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