艦隊攻略戦

基本ルール

 プレイ人数は4対4の8人または3対3の6人(2016年9月後半より3対3でもプレイ出来るようになった。cf.公式Twitter)。
 味方艦隊を守りつつ先に敵艦隊を全滅させれば(画面左上の戦力ゲージをゼロにすれば)勝ち。制限時間一杯になった場合は戦力ゲージの残りが多い方が勝ちとなるが、戦力ゲージの残りが同じだった場合や敵味方艦隊が同時に全滅した場合は引き分けとなる。
 敵艦の対空火器は猛烈な勢いで攻撃してくるが、対空火器を破壊しても一定時間が経過すると復活する。しかもイージス艦や戦艦のCIWSはこちらの攻撃を迎撃し、遠距離からの攻撃ほどCIWSに迎撃されやすい。なので、CIWSが生きている艦船にダメージを与えるには近距離から攻撃する必要がある。
 なお、自機が撃墜された際のリスポーンの仕方はチームデスマッチと同じ(2015年2月までは緊急修理に掛かる金額以外はオンライン協同戦役と同じだった)。

STRATEGIC ATTACK

 チーム全体の敵プレイヤー撃墜数が一定に達すると「STRATEGIC ATTACK」が発動し、味方の援軍が現れて敵艦隊を攻撃してくれる。敵プレイヤーを撃墜した回数は、画面左上の戦力ゲージの上下にある撃墜マークで確認出来る。
 STRATEGIC ATTACKは回数を重ねるごとに攻撃が強力な物になっていく。5回目の巡航ミサイルは3割超のダメージを与えることも。

  • 1回目(3機撃墜):味方艦隊による砲撃。
  • 2回目(5機撃墜):戦闘機部隊による爆撃。
  • 3回目(7機撃墜):味方艦隊によるミサイル攻撃。
  • 4回目(10機撃墜):爆撃機部隊による爆撃。
  • 5回目(15機撃墜):巡航ミサイルによる攻撃。

報酬

クレジット報酬

  • チーム勝利ボーナス:チームが勝利すると7,500クレジット、敗北だと4,000クレジット、引き分けだと5,500クレジットを貰える。
  • スコア報酬:「個人スコア×0.25クレジット」で算定される(小数点以下は切り捨て)。
  • チーム連携ボーナス:
  • 機体修理費:撃墜される・墜落すると報酬から減額される。金額はオンライン協同戦役と大体同じ。

2017年5月の「Nothing Else Comes Close.」で、敵プレイヤーを撃破して得られるポイントが調整された(cf.公式Twitter)。

装備の研究

 装備の研究の進み方はチームデスマッチと同じで、勝敗に関わらず支給燃料で出撃した場合は3つ備蓄燃料だと4つの装備の研究が進行する。

ランキングポイント

 艦隊攻略戦におけるランキングポイントはチームの勝敗と個人スコアによって算定される
 主観では、チームが勝利すると2,000ポイント超、負けた場合は1,400~1,500ポイント程度得られる。引き分けの場合は負けた時と同じポイントしか得られない。

2015年8月7日に敗北時の獲得ランキングポイントが調整された(cf.公式Twitter)。調整前だと敗北時に得られるランキングポイントは800ポイント程度だった。

艦隊攻略戦攻略

 まず編成は対艦攻撃役と迎撃役が2人づついるのが無難。迎撃役が1人だけだと敵の対艦攻撃役または迎撃役をフリーにしてしまい、結果よろしくない事になりやすい。

迎撃役

 迎撃役の仕事は、まず敵の対艦攻撃役の迎撃。対艦攻撃役をフリーにしてしまうと、速度を落としての連続攻撃によって味方艦隊が大ダメージを受けてしまう。これを防ぐために横槍を入れる事は重要である。また、リスポーン地点は自軍艦隊の上空なので、敵チームの対艦攻撃役を撃墜出来れば移動のためのタイムロスを強いる事ができ、敵の攻撃のチャンスを減らす事に繋がる。なお、時間が経過するに連れて両チームの艦隊の距離は縮まる。
 2つめの仕事は味方の対艦攻撃役の援護。敵チームの迎撃役がフリーになると、敵はじっくり狙いを付けることが可能になってしまう。それを防ぐために迎撃役に攻撃を仕掛ける必要がある。敵チームの迎撃役に喧嘩を売って注意をこちらに向ける事が出来れば、味方の対艦攻撃役は楽になるだろう。

 注意点を挙げると、チームデスマッチの項でも書いたが一人の敵に固執し過ぎず、状況を見てターゲットを変えることを頭に入れておくべし。逆に言うと、敵から狙われ続けているなと感じたら囮となって回避に徹し、もう一人の対艦攻撃役の負担を減らすのも戦術である。
 また、ゲーム開始時は敵チームの対艦攻撃役にダメージを与える絶好の機会であるが、最低1人は味方の対艦攻撃役の援護に回ること。さもないと味方が敵の迎撃役に追い回されて対艦攻撃に入れない事態が起きる虞がある。

 装備に関しては、まず射程距離の長さを重視したい。次に考えたいのはチームデスマッチよりも敵からの攻撃への反応が遅れやすいという点で弾速。改良型推進剤やHVAAを使うのも一手だろう。敵を混乱させたいのならQAAMも有効である。
 また、対艦攻撃役をサポートするという意味でECMを使うのもアリかもしれない。ECMを使うことで敵がこちらに注意を向ければ、それだけ対艦攻撃役が攻撃出来る回数が増える。

対艦攻撃役

 対艦攻撃役は、範囲攻撃が出来る特殊兵装を使うのが無難だと思われ。

  • LASM:遠距離から攻撃できるので、リスポーンして再び敵艦隊へ向かう間も攻撃出来る。
  • GPB:一発の威力が大きく、GPBのレベルを上げれば艦隊のパーツを吹き飛ばすぐらいなら十分な攻撃範囲を持てる。ただし射程距離の短さが試合序盤でネックになる。
  • RKTL:単一目標に全弾当てれば大ダメージを期待出来る。
  • SFFS:広範囲への攻撃と単一目標への集中攻撃の両方が行える。だが、敵に攻撃されながら狙いを付けなくてはならないので熟練を要する。
  • UGB:CIWSに迎撃されない(cf.艦隊攻略戦ランキングイベント「ロシアの鮫」時のスペシャルチャレンジ「艦隊攻略戦に出撃し、UGBで敵を累計90体以上撃破せよ」)。ただしリロード時間の長さがネック。

 範囲攻撃が出来る兵装を選んだ理由は、1つは艦船本体をパーツごと攻撃出来る点、2つめは敵のECMの影響を受けにくい(LASMやGPBはノーロックオンでも攻撃出来る)という点である。この理由から、範囲攻撃が出来ない4AGMは艦隊攻略戦とは相性が悪いと言えるかもしれない。

 対艦攻撃役は動きが単調になりがちなので、敵チームの迎撃役にそれを読まれると狙い撃ちされてしまう。敵の動きを読みつつ時々動きに変化を付けることを心掛けると良いかも。

 あと、MPBMやLSWMは爆風でチームメイトの視界を遮り邪魔してしまう場合があるので、使うならその点を考慮する必要がある。未検証だが、迎撃役がMPBMを使うと敵チームの対艦攻撃役の邪魔が出来るかも?(ただし、そもそも自分の攻撃が味方艦隊にも当たる仕様だったり、MPBMがトリニティのように敵味方関係なくダメージを与える仕様に変わった場合は使えないが)